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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.0 運用ガイド
FUJITSU Storage

F.7.5 ノングローバルゾーンの環境設定

運用方法に応じて、ノングローバルゾーンの環境を設定します。

シングル運用、クラスタ運用(PRIMECLUSTERのコールドスタンバイ運用以外)の場合

すべてのノングローバルゾーンで、以下の設定ファイルを作成します。

表F.2 Oracle Solarisゾーンサポート機能の設定ファイル

設定ファイル

説明

ファイルパス

ホスト情報設定ファイル

ノングローバルゾーンからコピーを指示する管理対象サーバ(グローバルゾーン)の、通信デーモンのIPアドレスおよびポート番号を設定するファイルです。

/etc/opt/swstorage/vstxapi_hostacm.ini

[ホスト情報設定ファイルの記載例]

ipaddr=10.10.10.22
port=1226

設定ファイルの詳細は、「F.11 設定ファイルの仕様」を参照してください。

クラスタ運用(PRIMECLUSTERのコールドスタンバイ運用)の場合

グローバルゾーンにホスト情報設定ファイルを作成し、ノングローバルゾーンと共用します。

表F.3 Oracle Solarisゾーンサポート機能の設定ファイル

設定ファイル

説明

ファイルパス

ホスト情報設定ファイル

ノングローバルゾーンからコピーを指示する管理対象サーバ(グローバルゾーン)の、通信デーモンのIPアドレスおよびポート番号を設定するファイルです。

/etc/opt/swstorage/vstxapi_hostacm.ini

[実行例]

# zonecfg -z zone01<Enter>
zonecfg:zone01> add fs
zonecfg:zone01:fs> set type=lofs
zonecfg:zone01:fs> set options=ro
zonecfg:zone01:fs> set special=/etc/opt/swstorage/vstxapi_hostacm.ini
zonecfg:zone01:fs> set dir=/etc/opt/swstorage/vstxapi_hostacm.ini
zonecfg:zone01:fs> end
zonecfg:zone01> verify
zonecfg:zone01> commit
zonecfg:zone01> exit

設定ファイルの詳細は、「F.11 設定ファイルの仕様」を参照してください。