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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.1 運用ガイド
FUJITSU Storage

8.1.8 アンインストール時の作業

Exchange Serverデータベースのバックアップ運用を行っていた環境からAdvancedCopy Managerをアンインストールする場合は、アンインストールの前に以下の作業を行う必要があります。

8.1.8.1 バックアップコピー処理の停止

Exchangeサーバのプライマリノードで、eternus_queryコマンドを実行してコピー状況を確認します。実行中のコピー処理がある場合は、eternus_stopcopyコマンドでコピー処理を停止してください。

8.1.8.2 プロバイダのコピーセット解除

Exchangeサーバのプライマリノードで、eternus_copysetコマンドを実行してプロバイダのコピーセット情報を削除します。

8.1.8.3 複製元/複製先ボリュームの削除

swsrpdelvolコマンドを実行して、設定されている複製元/複製先ボリュームを削除します。

8.1.8.4 管理対象サーバの削除

アンインストールする管理対象サーバをAdvancedCopy Managerの管理配下から削除します。
管理対象サーバの削除は、Webコンソールおよびstgxfwcmdelsrvコマンドで実施できます。

stgxfwcmdelsrvコマンドで削除した場合は、削除した管理対象サーバでのエージェント利用形態によって、以下の操作を実施してWebコンソールに反映します。

8.1.8.5 AdvancedCopy Managerのクラスタアンセットアップ

Exchangeサーバがクラスタ構成の場合、Exchangeサーバで、管理対象サーバ業務または運用管理サーバ業務の削除を実施します。クラスタアンセットアップの詳細は、『ETERNUS SF クラスタ適用ガイド』を参照してください。

8.1.8.6 プロバイダの登録解除

Exchangeサーバとバックアップサーバで、eternus_providerコマンドを実行してプロバイダの登録を解除します。

注意

バックアップサーバ、Exchangeサーバに、運用を継続するほかのストレージグループが存在する場合、プロバイダの登録解除は実施しないでください。

8.1.8.7 AdvancedCopy Managerのアンインストール

『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerのアンインストール」および「AdvancedCopy Managerエージェントのアンインストール」を参照し、AdvancedCopy Managerをアンインストールします。