ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF Storage Cruiser 16.0 運用ガイド Optimization機能編
FUJITSU Storage

9.2.3 esfadm volume qosinfo(目標レスポンスタイムの一覧表示コマンド)

名前

esfadm volume qosinfo - 目標レスポンスタイムの一覧表示


形式

esfadm volume qosinfo -ipaddr ipAddress


コマンドパス

Windows環境
$INS_DIR\Common\bin\esfadm volume qosinfo

($INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールしたときの「プログラムディレクトリ」です。)

Solaris環境、Linux環境
/opt/FJSVesfcm/bin/esfadm volume qosinfo

機能説明

目標レスポンスタイム(ミリ秒)を表示します。出力はCSV形式です。指定されたIPアドレスのETERNUS ディスクアレイに存在するFTVがすべて一覧表示されます。

FTVに対して目標レスポンスタイムが設定されていない場合、目標レスポンスタイムの項目欄には"-"(ハイフン)が表示されます。


オペランド

qosinfo

目標レスポンスタイムの一覧表示を行います。


オプション

qosinfoオペランドのオプション
-ipaddr ipAddress

ETERNUS ディスクアレイのIPアドレスを指定します。複数指定、および、ワイルドカードの指定はできません。


終了ステータス

=0 : 正常終了
0以外 : 異常終了


使用例

すべての目標レスポンスタイムを表示する場合

Windows環境
> C:\ETERNUS_SF\Common\bin\esfadm volume qosinfo -ipaddr 10.10.10.10
IP ADDRESS,POOL NAME,VOLUME NUMBER,RESPONSE TIME
10.10.10.10,TestTier1,0,10
10.10.10.10,TestTier1,1,-
10.10.10.10,TestTier1,2,50
10.10.10.10,TestTier2,5,10
10.10.10.10,TestTier2,10,-
10.10.10.10,TestTier3,8,-
Solaris環境、Linux環境
# /opt/FJSVesfcm/bin/esfadm volume qosinfo -ipaddr 10.10.10.10
IP ADDRESS,POOL NAME,VOLUME NUMBER,RESPONSE TIME
10.10.10.10,TestTier1,0,10
10.10.10.10,TestTier1,1,-
10.10.10.10,TestTier1,2,50
10.10.10.10,TestTier2,5,10
10.10.10.10,TestTier2,10,-
10.10.10.10,TestTier3,8,-

各項目の意味は以下のとおりです。

IP ADDRESS

ETERNUS ディスクアレイのIPアドレスです。

POOL NAME

Tierプール名です。

VOLUME NUMBER

ボリューム番号です。

RESPONSE TIME

設定されている目標レスポンスタイム(ミリ秒)です。目標レスポンスタイムが設定されていない場合、"-"(ハイフン)が表示されます。


注意事項