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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.0 運用ガイド Optimization機能編
FUJITSU Storage

6.1 対象ボリュームの確認

自動チューニングの対象ボリュームは、以下のすべての条件を満たすFTVです。これらのFTVについて、目標値の設定有無や達成状況に応じて帯域幅が調整されます。

上記の状況は、Webコンソールで確認できます。確認方法は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の以下の箇所を参照してください。

なお、対象ボリュームとサーバを接続するスイッチの性能管理機能が開始状態でない場合、対象ボリュームの性能自動調整は実行されますが、CMとプールに関する競合ボリュームだけが性能調整の対象となります。

スイッチの性能管理機能の状態の確認方法は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「FCスイッチ一覧の表示」を参照してください。


自動チューニングの影響範囲を例示すると、以下のとおりです(図中番号に対応します)。

  1. 性能管理の対象ボリュームのFTVだけが帯域幅調整の対象となります。

  2. 性能管理の対象ボリューム以外は、帯域幅調整の対象外となります。


    図6.2 対象ボリュームの例