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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.0 運用ガイド Optimization機能編
FUJITSU Storage

3.6.1 FTVの作成

FTVを作成します。

FTVの作成時に指定できる項目は以下のとおりです。

項目名

指定

説明

プール名

必須

FTVを作成するプール名です。

FTV名

任意

FTVの名称です。

総容量

必須

作成するボリュームの容量です。

ボリューム数

必須

作成するボリュームの数です。

注意閾値

任意

注意通知される使用容量の比率の閾値です。

  • ETERNUS DX100 S3/DX200 S3/DX500 S3/DX600 S3の場合

    FTVの総容量に対する物理割当て容量の比率が閾値を上回った場合に注意通知される閾値(%)を指定します。

  • 上記以外のETERNUS ディスクアレイの場合

    残っている物理空き容量に対するプールの空き容量の比率が閾値を上回った場合に注意通知される閾値(%)を指定します。

優先FTSP

任意

新たにデータを割り当てる場合、Tierプールのどのサブプールに優先的に割り当てるかを指定します。指定したサブプールに割り当てられないときは、別のサブプールに割り当てられます。

Low割当て率

任意

再配置の際にLowサブプールに割り当てる比率です。(注1、注2)

Middle割当て率

任意

再配置の際にMiddleサブプールに割り当てる比率です。(注1、注2)

High割当て率

任意

再配置の際にHighサブプールに割り当てる比率です。(注1、注2)

目標レスポンスタイム
(注3)

任意

利用者が使用するボリュームのレスポンスタイムの目標値です。

注1: FTVを作成するTierプールに階層化ポリシーが設定されていない場合は、本項目を設定できません。
注2: 割当て率は目安であり、指定どおりに割り当てられないことがあります。割当て率を省略した場合は、階層化ポリシーに基づいて再配置されます。
注3: QoS自動化機能を利用する場合に指定できます。

FTVの作成方法は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「FTVの作成」を参照してください。