アクセスパスを継承する手順は、以下のとおりです。
グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。
登録されているサーバが、メインペインに表示されます。
メインペインで、操作対象のサーバの「名前」部分をクリックします。
サーバの詳細情報とサーバに搭載されているHBAの情報が、メインペインに表示されます。
メインペインで、交換後のHBAのチェックボックスをチェックします。
アクションペインで、[アクセスパス]の下にある[継承]をクリックします。
情報確認画面が表示されます。
情報を確認したあと、画面右下の[継承]ボタンをクリックします。
注意
ETERNUS SFシステムがサーバノードのHBA交換を認識できる基本条件は、以下のとおりです。
サーバノードにStorage Cruiserエージェントがインストールされている
サーバノードの同一スロット上でHBAを交換する
サーバノードが、ETERNUS SFシステムにサーバ登録されている
交換前のHBAに対して、アクセスパスが設定されている
上記基本条件を満たす状態でHBAを交換しても、以下の場合はHBA交換を認識できないことがあります。
Linux環境でHBAを活性交換した場合
Solaris環境でHBAを交換した場合
アクセスパス継承の対象となっているゾーニングの設定が以下の場合は、アクセスパスを継承できません。
ポートゾーニング
1対1でないWWPNゾーニング
テープライブラリ装置のゾーニング、ETERNUS ディスクアレイ以外のストレージ装置のゾーニングは、引き継ぐことができません。
ホスト登録情報のうち、ホスト番号は引き継ぐことができません。ホスト名は引継ぎ可能です。
ゾーニングが設定されていないアクセスパスに対して継承を実施した場合は、ゾーニングの作成をスキップして、ホスト登録およびホストアフィニティ設定だけを実施します。