インストールパラメーターの説明をします。
パラメーター名 | 意味 | 初期値 |
---|---|---|
Installation_function | ETERNUS SF Managerをインストールする場合は「1」を指定します。 | 1 |
ETERNUS_SF_Manager_apache_service | Webコンソールサービス用ポート番号 | 9855 |
Communications_service_1 | 通信サービス1用ポート番号 | 1226 |
Communications_service_2 | 通信サービス2用ポート番号 | 4917 |
Repository_service | リポジトリサービス用ポート番号 | 15432 |
Internal_port_1 | 内部で使用する通信ポート番号 | 28005 |
Internal_port_2 | 28009 | |
Internal_port_3 | 28443 | |
Internal_port_4 | 24916 | |
Internal_port_5 | 24917 | |
Management_server_IP_address | 運用管理サーバのIPアドレス (注1、注4) | なし |
AdvancedCopy_Manager_ARCH | インストールするAdvancedCopy Managerのアーキテクチャー (注2) | なし |
esfpostgres_UID | PRIMECLUSTERの導入時にETERNUS SF Managerが内部的に使用するユーザーのID (注3) | なし |
注1: 運用管理サーバが複数のIPアドレスを持つ場合は、すべてのAdvancedCopy Managerエージェントから運用管理サーバに、通信可能なIPアドレスを指定してください。(Storage Cruiserをバージョンアップする場合だけ)
注2: Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64)に、32ビットアーキテクチャーのSymfowareが導入済の場合に、32ビットアーキテクチャーのAdvancedCopy Managerをインストールするために1を指定します。それ以外の場合は空白を指定します。(Storage Cruiserをバージョンアップする場合だけ)
注3: PRIMECLUSTER環境に導入する場合、システムに未登録のユーザーIDを100~59999の整数で指定します。それ以外の場合は空白を指定します。
注4: Management_server_IP_addressに設定する値は以下になります。
運用管理サーバでIPv4アドレスだけを使用している場合
使用しているIPv4アドレスを設定してください。
運用管理サーバでIPv6アドレスだけを使用している場合
仮のIPv4アドレス(例えば、127.0.0.1)を設定してください。
バージョンアップインストール完了後、以下の操作を実施し運用管理サーバのIPアドレスのバージョンをIPv6に変更します。
運用管理サーバで、サーバ情報変更指示ファイルを作成します。サーバ情報変更指示ファイルに記載する変更後のIPアドレスには、IPv6アドレスだけを記載します。
stgxfwcmmodsrvコマンドを-fオプション付きで実行します。
/opt/FJSVswstf/bin/stgxfwcmmodsrv -f <サーバ情報変更指示ファイル名>
運用管理サーバでIPv4アドレスとIPv6アドレスの両方を使用している場合
使用しているIPv4アドレスを設定してください。
バージョンアップインストール完了後、以下の操作を実施し運用管理サーバのIPアドレスとして、IPv6アドレスを追加します。
運用管理サーバで、サーバ情報変更指示ファイルを作成します。サーバ情報変更指示ファイルに記載する変更後のIPアドレスには、IPv4アドレスとIPv6アドレスの両方を記載します。
stgxfwcmmodsrvコマンドを-fオプション付きで実行します。
/opt/FJSVswstf/bin/stgxfwcmmodsrv -f <サーバ情報変更指示ファイル名>
参考
IPアドレス情報の更新手順は、運用管理サーバのOSに対応する、本バージョンレベルの『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド』の「運用管理サーバのIPアドレスの変更」を参照してください。
コマンドの詳細は、運用管理サーバのOSに対応する、本バージョンレベルの『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド』の「stgxfwcmmodsrv(サーバ情報変更コマンド)」を参照してください。