名前
esfadm devconf import - 旧バージョンレベルの構成情報の移行
形式
$INS_DIR\Common\bin\esfadm devconf import -all
($INS_DIRは、ETERNUS SF Managerのインストール時に指定した「プログラムディレクトリ」です。)
/opt/FJSVesfcm/bin/esfadm devconf import -all
機能説明
本製品に、旧バージョンレベルの構成情報の移行を依頼します。コマンドの実行には、OSの管理者権限が必要です。
本コマンドを実行すると、本製品は、コマンドと非同期に旧バージョンの構成情報の移行を開始します。
オプション
旧バージョンレベルに登録されている、すべての構成情報を移行します。
本バージョンレベルでは、必ず本オプションを指定してください。
終了ステータス
=0 : 正常終了
>0 : 異常終了
使用例
> C:\ETERNUS_SF\Common\bin\esfadm devconf import -all esfadm90000 Operation is accepted.
# /opt/FJSVesfcm/bin/esfadm devconf import -all esfadm90000 Operation is accepted.
注意事項
移行対象の装置は、本製品でアクセス可能な状態であることを確認して、構成情報インポートコマンドを実行してください。
構成情報インポートコマンドの対象装置は、「12.1 構成情報インポートコマンドの対象装置」を参照してください。
構成情報インポートコマンドで移行できない情報があります。
移行できない情報と対処方法は、「12.3 移行できない情報の対処方法」を参照してください。
移行中の装置に対して操作しないでください。
旧バージョンレベルの構成情報に撤去された装置が登録されている場合、当該装置の構成情報の移行は失敗します。この場合、対処は不要です。
ストレージ1台あたりの移行時間は約10分です。ストレージの移行時間は以下を目安にしてください。
ストレージの移行時間 = ストレージ数 × 10分
構成情報の移行結果は、Webコンソールの操作履歴に出力されます。移行に失敗した構成情報は、操作履歴に出力されているメッセージの処置を実施後、本コマンドを再実行してください。