本章では、AdvancedCopy Manager 16.xからのバージョンアップ手順を説明しています。
AdvancedCopy Managerマネージャーを本バージョンレベルにバージョンアップするには、ETERNUS SF Managerプログラムをインストールする必要があります。
エージェント利用型運用のシステム環境全体をバージョンアップする場合は、以下の順にバージョンアップしてください。
AdvancedCopy Managerマネージャー
AdvancedCopy Managerエージェント
バージョンアップには対話形式でバージョンアップする方法と、サイレントインストール用のコマンドを使用して応答なしでバージョンアップする方法(サイレントバージョンアップインストール)があります。
サイレントバージョンアップインストール機能を利用できる動作環境は以下のとおりです。
Windows Server 2008以降
Solaris
Red Hat Enterprise Linux 5、Red Hat Enterprise Linux 6
ポイント
AdvancedCopy Managerでは、マネージャーとエージェントのバージョンレベルの組合せに条件があります。『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ETERNUS SF ManagerとETERNUS SF Agentの組合せ」の条件を満たすように、バージョンアップしてください。
同じサーバにStorage Cruiser、AdvancedCopy Manager Copy Control Moduleをインストールしている場合、バージョンアップインストールを行うと、Storage Cruiser、AdvancedCopy Manager Copy Control Moduleもバージョンアップされます。そのため、それぞれの旧バージョンレベルのバックアップなどの事前作業も行っておく必要があります。