Windows版Expressのバージョンアップインストールを実施する前に、行っておくべき作業について説明します。
ポイント
バージョンアップインストールを行う前に、システムをバックアップすることを推奨します。
バックアップを採取しておくと、バージョンアップインストール中に異常が発生した場合にバックアップからシステムを復元(リストア)することで、バージョンアップインストール前の状態に戻すことができます。
作業を行うサーバに、Administrator権限を持つユーザーでログオンします。
バージョンアップインストールを行うサーバのディスクに、バージョンアップインストールに必要な容量(400MB)が空いているか確認してください。
バージョンアップインストールに必要な容量が空いていない状態でバージョンアップインストールを実行した場合、以下のメッセージが出力され、インストールがエラー終了します。インストールに必要な空き容量を確保してから、バージョンアップインストールを再実行してください。
出力メッセージ(インストール先のドライブ文字がCの場合):
指定されたディスク(C:)の容量が不足しています。ディスク領域を増やしてから、再度実行してください。
以下のバッチを実行して、ETERNUS SF Managerサービスを停止します。
$INS_DIR\Common\bin\Stop_ESFservice.bat
$INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールしたときの「プログラムディレクトリ」です。
ETERNUS VASA Providerを使用している場合は、Provider機能を停止します。
Windowsのサービス画面で、「ETERNUS Information Provider」を停止してください。