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ETERNUS SF Express 16.0/ ETERNUS SF Storage Cruiser 16.0/ ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.0 移行ガイド
FUJITSU Storage

5.3.3 バージョンアップインストール後の作業

『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「Correlation.iniパラメーター説明」のカスタマイズを実施している場合は、以下の手順に従ってStorage Cruiserエージェント設定情報を復元します。
カスタマイズを実施していない場合、本作業は不要です。

  1. Storage Cruiserエージェント設定情報の復元
    5.3.1.1 旧バージョンレベルのバックアップ」で指定した backupDir ディレクトリ配下の以下ファイルに、旧Storage Cruiserエージェント設定情報が保存されています。

    backupDir\etc\Correlation.ini

    バックアップファイルを参照して、旧Storage Cruiserエージェント導入時から変更した定義を、$ENV_DIR\Agent\etc\Correlation.iniファイルに反映します。
    ($ENV_DIRは、Storage Cruiserエージェントをインストールした時の「環境設定ディレクトリ」です。)

    参照

    Correlation.iniパラメーターのカスタマイズ方法は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「Correlation.iniパラメーター説明」を参照してください。

参照

バージョンアップ後にIPアドレスを変更したい場合は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「[Windows版]エージェントの保守」にある「サーバノードのIPアドレスの変更」を参照してください。

ポイント

  • バージョンアップインストール中に異常が発生し、元の状態に戻す場合は、「5.3.1.1 旧バージョンレベルのバックアップ」の手順6で採取したバックアップからシステムを復元(リストア)してください。

  • Storage Cruiserエージェントのバージョンアップ後に正常動作を確認できたら、「5.3.1.1 旧バージョンレベルのバックアップ」の手順5で作成したバックアップ先ディレクトリ内のバックアップデータを削除して問題ありません。