本装置をラックに搭載する場合は、装置に添付のラックマウントキットを使用してください。
各ユニットは、ラックの下部から上部に向かって以下の順で設置されます。ExternalSwitch#1からServerUnit#2までの各ユニット間はスペースを空けないように設置してください。搭載イメージについては、“3.5.2 ラック搭載例”を参照ください。
6. ServerUnit#2
5. ServerUnit#1
4. ExternalSwitch#2
3. ケーブルスルーキット
2. ExternalSwitch#1
1. StorageUnit
StorageUnitは、コントローラーエンクロージャ1台とドライブエンクロージャで構成されます。StorageUnitはラックの下部から上部に向かって以下の順で設置されます。搭載イメージについては、“3.5.2 ラック搭載例”を参照ください。
2. ドライブエンクロージャ
1. コントローラーエンクロージャ
2CPUモデルの場合、コントローラーエンクロージャとExternalSwitch#1との間に容量増設オプション用のスペース2Uを空けてください。
4CPUモデルの場合、ドライブエンクロージャとExternalSwitch#1との間に容量増設オプション用のスペース2Uを空けてください。
UPS オプションはラックの最下段に設置されます。UPSをお客様自身でご用意される際も、ラックの最下段に設置してください。
UPS オプションの19インチラックへの搭載は弊社保守員以外行わないでください。
UPS オプションの質量と作業人数は以下のとおりです。
項番 | オプション名 | ユニット | 質量 | 作業人数 |
---|---|---|---|---|
1 | 高機能無停電電源装置(Smart-UPS SMX 3000RMJ) | 本体装置 | 38.5kg | 2人 |
2 | 高機能無停電電源装置(Smart-UPS RT 5000) | 本体装置 | 58kg | 2人 |
AC コンセントボックスには、HA Database Readyで手配された電源ケーブル以外の電源ケーブルを接続しないでください。(ラック・コンソールおよびKVMスイッチだけ使用可能)
注意
HA Database Readyが搭載されているラックに、お客様のサーバおよび設備を搭載する場合は、重量物の搭載位置に注意し、お客様の責任において実施してください。重量物をラック上部に搭載すると、ラックが転倒してけがをするおそれがあります。
HA Database ReadyのUPSには、HA Database Readyの構成ユニット以外の電源を接続しないでください。UPSの稼働可能時間が短くなり、データを損失するおそれがあります。
お客様設備を混在して搭載したことにより発生した不具合については、保証の対象外となります。