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HA Database Ready 設置ガイド
FUJITSU Integrated System

2.2.2 StorageUnit(ストレージユニット)

バックアップデータを格納するためのディスクアレイユニットです。

StorageUnit(ストレージユニット)は、コントローラーエンクロージャ1台とドライブエンクロージャ1台で構成されます。
容量増設オプション購入時は、コントローラーエンクロージャ1台とドライブエンクロージャ2台で構成されます。
前面に2.5 インチHDD、電源ボタン、電源表示ランプ、背面にコントローラー、電源ユニットなどを搭載しています。コントローラーエンクロージャおよびドライブエンクロージャに対して各1本ずつHot Spare用HDDを搭載しています。Hot Spare用HDDはHDD故障時に故障HDDのデータを自動的に修復(リビルド)を行います。コントローラーと電源ユニットは標準で2台搭載しており、冗長構造になっているため、1台が故障しても継続稼働が可能です。HDDはコントローラーエンクロージャ、ドライブエンクロージャ共に各21台ずつ搭載され、RAID構成、ボリュームゾーン作成、フォーマットまで実施されて出荷されます。


注意

HA Database Readyの動作中にユニットの電源ボタンを押してStorageUnit(ストレージユニット)の電源を切断(シャットダウン)した場合、データの破損など、予期しない障害が発生することがあります。そのため、電源ボタンによる電源操作は行わないでください。
HA Database Readyをシャットダウンする場合は、Appliance Managerで実施してください。シャットダウン方法については、“利用ガイド”を参照してください。

POWER LEDは、StorageUnit(ストレージユニット)の電源が投入されている場合、緑色に点灯します。
READY LEDは、StorageUnit(ストレージユニット)が使用可能な状態になっている場合、緑色に点灯します。
FAULT LEDは、StorageUnit(ストレージユニット)内に異常がある場合、オレンジ色に点灯・点滅します。


図2.6 StorageUnitの装置図(4CPUモデル)