機能説明
証明書をスマートデバイス中継サーバに登録するコマンドです。
記述形式
認証局証明書および中間認証局証明書の登録
SDSVImportCert.exe -file 認証局証明書(中間認証局証明書)のファイル名 [-alias 任意の一意名]
サーバ証明書の登録
SDSVImportCert.exe -file サーバ証明書のファイル名
Systemwalkerのサーバ証明書を使用する
SDSVImportCert.exe -CACERT
オプション
認証局証明書および中間認証局証明書のファイル名を指定します。
証明書の一意名を指定します。(半角英数字)
(名前の付け方については、以下参考を参照してください。)
Systemwalkerのサーバ証明書を使用する場合に指定します。
復帰値
正常終了
異常終了
コマンド格納場所
<スマートデバイス中継サーバインストールフォルダ>\bin
実行に必要な権限/実行環境
ローカルコンピュータのAdministratorsグループに所属するユーザーまたはドメインのDomain Adminsグループに所属するユーザーで行ってください。
使用例
例 c:\temp\に証明書がある場合
認証局証明書および中間認証局証明書の登録
SDSVImportCert.exe -file c:\temp\ca.cer -alias DTKCA
サーバ証明書の登録
SDSVImportCert.exe -file c:\temp\dtk.cer
Systemwalkerの認証局証明書を登録
SDSVImportCert.exe -CACERT
実行結果/出力形式
success
参考
-aliasオプションで設定する名前について
認証局証明書および中間認証局証明書の登録時に必要な名前です。複数の証明書を登録するときは名前を変えてください。すでに使った名前を続けて使うことはできません。同じ名前で登録するとエラーとなります。「証明書はインポートされませんでした。別名 <DTKCA> はすでに存在します。」
【例】
認証局証明書と中間認証局証明書を登録
認証局証明書 :DTKCA01
中間認証局証明書:DTKCA02
注意
すでに登録されている証明書を更新した場合は、スマートデバイス中継サーバサービスを再起動してください。
Systemwalker Desktop Patrol V15.0.0以降のSSと共存する場合、Systemwalker Desktop Keeperで証明書の登録を行ったあとに、Systemwalker Desktop Patrolで証明書の登録を実施すると、iOS端末とスマートデバイス中継サーバ間はSystemwalker Desktop Patrolで登録した証明書でHTTPS通信を行います。
本コマンドを実行する前に、サービス(SWDTiSDSVWebService)を停止してください。