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PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 4.3 導入運用手引書

第6章 メッセージ一覧

PRIMECLUSTER Wizard for Oracle が出力するメッセージの一覧を以下に示します。


以下は、syslog (daemon.err) に出力するメッセージです。

以下は、コマンド実行画面に出力するメッセージです。

Oracle インスタンスリソースに関するメッセージ

ERROR: 1202: Cannot map shared memory or get semaphore

[説明]

システム異常が発生しました。(共有メモリまたは、セマフォの獲得に失敗)

[処置]

システム資源が不足している可能性があります。システム環境を見直してください。

ERROR: 1203: Cannot open actionlist

[説明]

アクション定義ファイルを開くことができません。

[処置]

アクション定義ファイルが存在するか、ファイルのアクセス権が変更されていないか等を確認してください。

ERROR: 1204: Corrupted actionlist: Invalid errno, line=%d

[説明]

アクション定義ファイルの "errno" に異常があります。

[処置]

アクション定義ファイルの “line=%d” の “errno” を確認してください。

ERROR: 1205: Corrupted actionlist: Invalid status, line=%d

[説明]

アクション定義ファイルの "status" に異常があります。

[処置]

アクション定義ファイルの “line=%d” の “status” を確認してください。

ERROR: 1206: Corrupted actionlist: Invalid action, line=%d

[説明]

アクション定義ファイルの "action" に異常があります。

[処置]

アクション定義ファイルの “line=%d” の “action” を確認してください。

ERROR: 1208: <Oracle process> process error

[説明]

Oracle プロセスの異常を検出しました。

[処置]

Oracle のアラート・ファイル等を確認し、Oracle が正常に動作しているかを確認してください。

ERROR: 1213: Action error detected: Offline

[説明]

リソースの Offline を通知します。

[処置]

Oracle のアラート・ファイル等を確認し、Oracle が正常に動作しているかを確認してください。

ERROR: 1214: Action error detected: Faulted

[説明]

リソースの Faulted を通知します。

[処置]

Oracle のアラート・ファイル等を確認し、Oracle が正常に動作しているかを確認してください。

ERROR: 1215: Action error detected: Restart

[説明]

監視のリトライを行います。

[処置]

Oracle のアラート・ファイル等を確認し、Oracle が正常に動作しているかを確認してください。

ERROR: 1219: Cannot read hvgdconfig

[説明]

RMS の定義ファイル (hvgdconfigファイル) が読み込めません。

[処置]

RMS の定義ファイルを手動で修正した場合は、設定を見直してください。

ERROR: 1220: Not Found ResourceName setting in hvgdconfig

[説明]

RMS 定義ファイル (hvgdconfigファイル) の "ResourceName" の設定が異常です。

[処置]

RMS の定義ファイルを手動で修正した場合は、設定を見直してください。

ERROR: 1223: Not found AttributeName in hvgdconfig

[説明]

RMS 定義ファイル (hvgdconfigファイル) の “AttributeName” の設定が異常です。

[処置]

RMS の定義ファイルを手動で修正した場合は、設定を見直してください。

ERROR: 1224: Receiving of monitoring instruction failed (detail)

[説明]

内部異常が発生しました。(共有メモリ、またはセマフォの操作に失敗)

[処置]

システム管理者に連絡してください。

ERROR: 1225: Reporting of monitoring result failed : status

[説明]

内部異常が発生しました。(監視結果の通知に失敗)

[処置]

システム管理者に連絡してください。

ERROR: 1226: Checking existence of Detector process failed

[説明]

内部異常が発生しました。(ディテクタプロセスの存在チェックに失敗)

[処置]

システム管理者に連絡してください。

ERROR: 1227: Invalid setting in hvgdconfig : AttributeName

[説明]

RMS 定義ファイル (hvgdconfig) の設定項目 “AttributeName” に不備があります。

[処置]

RMS 定義ファイルを手動で修正した場合は、設定を見直してください。

ERROR: 1299: ORA-xxxxx

[説明]

検出した Oracle のエラー "ORA-xxxxx" を出力しています。

[処置]

Oracle のアラート・ファイル等を確認し、Oracle が正常に動作しているかを確認してください。

WARNING: 1302: Action error detected: Warning

[説明]

リソースのWarning を通知します。

[処置]

Oracle のアラート・ファイル等を確認し、Oracle が正常に動作しているかを確認してください。

ERROR: 3402: clorainstance detected Oracle error! (ORA-xxxxx: )

[説明]

svrmgrl による Oracle の起動・停止処理中に、Oracle のエラーが発生しました。

[処置]

Oracle のアラート・ファイル等を確認し、Oracle が正常に動作しているかを確認してください。

ERROR: 3403: clorainstance detected Oracle error! (ORA-xxxxx: )
ERROR: 7301: clasminstance
detected Oracle error! (ORA-xxxxx: )

[説明]

sqlplus による Oracle の起動・停止処理中に、Oracle のエラーが発生しました。

[処置]

Oracle のアラート・ファイル等を確認し、Oracle が正常に動作しているかを確認してください。

ERROR: 6227: cloranap terminates the startup of Oracle RAC instance resource "ResourceName", because UNKNOWN state of ASM was detected. (detail) Please check ASM.

[説明]

Oracle RACインスタンス起動処理中に、ASMの状態不正(UNKNOWN)を検出したため、Oracle RACインスタンスの起動を中止します。detailには、ASMのリソース名や状態が含まれます。
本メッセージは、Oracle RAC環境でASMを利用する構成において、出力される場合があります。

[処置]

detailに含まれるASMの状態を確認し、状態不正を解消してください。

Oracle リスナーリソースに関するメッセージ

ERROR: 2202: Cannot map shared memory or get semaphore

[説明]

システム異常が発生しました。(共有メモリまたは、セマフォの獲得に失敗)

[処置]

システム資源が不足している可能性があります。システム環境を見直してください。

ERROR: 2203: Cannot get ORACLE_HOME

[説明]

ORACLE_HOME が取得できません。

[処置]

Oracle ユーザーの環境変数に ORACLE_HOME が正しく設定されているか、環境を見直してください。

ERROR: 2204: Cannot read hvgdconfig

[説明]

RMS 定義ファイル (hvgdconfigファイル) が読み込めません。

[処置]

RMS の定義ファイルを手動で修正した場合は、設定を見直してください。

ERROR: 2205: Not Found ResourceName setting in hvgdconfig

[説明]

RMS 定義ファイル (hvgdconfigファイル) の "ResourceName" の設定が異常です。

[処置]

RMS の定義ファイルを手動で修正した場合は、設定を見直してください。

ERROR: 2206: Not Found AttributeName in hvgdconfig

[説明]

RMS 定義ファイル (hvgdconfigファイル) の “AttributeName” の設定が異常です。

[処置]

RMS の定義ファイルを手動で修正した場合は、設定を見直してください。

ERROR: 2210: Tnsping detected the error (detail)

[説明]

tnsping コマンドを使ったリスナーの監視で異常を検出しました。

[処置]

リスナーログ等を確認し、リスナーが正常に動作しているか確認してください。

ERROR: 2211: The listener name is invalid

[説明]

リスナー名の設定に異常があります。

[処置]

listener.ora, tnsnames.ora 等、リスナーの設定を見直してください。

ERROR: 2214: The process of the listener does not exist

[説明]

リスナープロセスの異常を検出しました。
userApplication の停止に伴い出力されます。

[処置]

userApplication が起動状態 (Online) 中に出力された場合は、リスナーログ等を確認し、
リスナーが正常に動作しているか確認してください。

ERROR: 2215: Process ID of the listener is not found

[説明]

リスナープロセスのプロセスIDが不明です。

[処置]

リスナーログ等を確認し、リスナーが正常に動作しているか確認してください。

ERROR: 2219: Reporting of monitoring result failed : status

[説明]

内部異常が発生しました。(監視結果の通知に失敗)

[処置]

システム管理者に連絡してください。

ERROR: 2220: System error occurred(detail)

[説明]

システム異常が発生しました。

[処置]

システム資源が不足している可能性があります。システム環境を見直してください。

ERROR: 2221: Receiving of monitoring instruction failed (detail)

[説明]

内部異常が発生しました。(共有メモリ、またはセマフォの操作に失敗)

[処置]

システム管理者に連絡してください。

ERROR: 2222: Checking existence of Detector process failed

[説明]

内部異常が発生しました。(ディテクタプロセスの存在チェックに失敗)

[処置]

システム管理者に連絡してください。

共通のメッセージ

INFO: 0101: Fault Watching is disable
INFO: 0101: Fault Watching is disabled

[説明]

リソース監視を中断しました。hvoradisable コマンド実行後に出力されます。

[処置]

ありません。リソース監視を再開したい場合には hvoraenable コマンドを実行してください。

INFO: 0102: Fault Watching is enable
INFO: 0102: Fault Watching is enabled

[説明]

リソース監視を再開しました。hvoraenable コマンド実行後に出力されます。

[処置]

ありません。

参考

コマンドの詳細は “4.1 hvoradisable - リソース監視の中断”、“4.2 hvoraenable - リソース監視の再開” を参照してください。

ERROR: 0207: Cannot allocate memory for hvgdconfig : AttributeName

[説明]

システム異常が発生しました。(メモリ獲得に失敗)

[処置]

システム資源が不足している可能性があります。システム環境を見直してください。

ERROR: 0208: Data init error

[説明]

システム異常が発生しました。(セマフォ獲得に失敗)

[処置]

システム資源が不足している可能性があります。システム環境を見直してください。

ERROR: 0209: Fork error

[説明]

システム異常が発生しました。(プロセス生成に失敗)

[処置]

システム資源が不足している可能性があります。システム環境を見直してください。

ERROR: 0211: User UserName not found.

[説明]

Oracle ユーザーの設定に異常があります。

[処置]

Oracle ユーザー名等に誤りがないか、設定を見直してください。

ERROR: 0212: Cannot create log path_name.

[説明]

ログファイルが作成できません。

[処置]

システム資源 (ディスク不足等) が不足している可能性があります。システム環境を見直してください。

ERROR: 0213: Library init error

[説明]

システム異常が発生しました。(初期化処理)

[処置]

システム資源が不足している可能性があります。システム環境を見直してください。

ERROR: 0219: Detector aborted

[説明]

システム異常が発生しました。ディテクタを終了します。

[処置]

システム資源が不足している可能性があります。システム環境を見直してください。

ERROR: 0220: Not found <AttributeName> in hvgdconfig.

[説明]

RMS 定義ファイル (hvgdconfig) に “AttributeName” が設定されていません。

[処置]

RMS の定義ファイルを手動で修正した場合は、設定を見直してください。

ERROR: 0221: Invalid setting in hvgdconfig : AttributeName

[説明]

RMS 定義ファイル (hvgdconfig) の “AttributeName” の設定に誤りがあります。

[処置]

RMS の定義ファイルを手動で修正した場合は、設定を見直してください。

ERROR: 0222: Checking permission of resource monitoring failed

[説明]

内部異常が発生しました。(監視中断チェックに失敗)

[処置]

システム管理者に連絡してください。

ERROR: 0223: Checking existence of fault monitor process failed

[説明]

内部異常が発生しました。(監視用プロセスの存在チェックに失敗)

[処置]

システム管理者に連絡してください。

ERROR: 0224: Sending monitoring instruction failed (detail)

[説明]

内部異常が発生しました。(共有メモリ、またはセマフォの操作に失敗)

[処置]

システム管理者に連絡してください。

ERROR: 0225: Receiving of monitoring result failed (detail)

[説明]

内部異常が発生しました。(共有メモリ、またはセマフォの操作に失敗)

[処置]

システム管理者に連絡してください。

ERROR: 0226: Watch Timeout occurred (count)

[説明]

Oracle または、リスナーからの応答がないため、監視タイムアウトが発生しました。

[処置]

Oracle のアラート・ファイルや リスナーログ等を確認し、Oracle または、リスナーが正常に動作しているかを確認してください。

ERROR: 0227: Receiving of Script notice failed

[説明]

内部異常が発生しました。(スクリプトとの通信に失敗)

[処置]

システム管理者に連絡してください。

ERROR: 0228: Starting fault monitor failed

[説明]

監視用プロセスの起動に失敗しました。

[処置]

システム管理者に連絡してください。

ERROR: 0229: Pipe error

[説明]

システム異常が発生しました。(パイプ生成に失敗)

[処置]

システム資源が不足している可能性があります。システム環境を見直してください。

注意

PRIMECLUSTER Wizard for Oracle では上記のメッセージ以外に、Oracle インスタンス 起動時にOracle のエラーが検出された場合は、エラーメッセージを、コンソールに出力しています。

clgetoralog が出力するメッセージ

clgetoralog [ERROR] Creation of temporary directory failed! (directory_name)

[説明]

作業用一時ディレクトリの作成に失敗しました。

[処置]

/tmp 領域が不足している可能性があります。システム環境を見直してください。

clgetoralog [ERROR] Invalid RMS Configuration name! (RMS_configuration)

[説明]

指定された RMS 構成定義 RMS_configuration は存在しません。

[処置]

正しい RMS 構成定義名を指定し、再実行してください。

clgetoralog [ERROR] No space in path_name (details)!

[説明]

path_name の領域が不足している可能性があります。

[処置]

path_name の領域が不足している可能性があります。システム環境を見直してください。

clgetoralog [ERROR] Creation of directory failed! (directory_name)

[説明]

採取資料を格納するディレクトリの作成に失敗しました。

[処置]

ディスク領域が不足している可能性があります。システム環境を見直してください。

clgetoralog [ERROR] "file_name" already exists!

[説明]

同名ファイルが存在したため、採取資料のアーカイブ化に失敗しました。

[処置]

続いて出力されるメッセージに、採取資料が格納されたディレクトリ名が表示されます。そのディレクトリを手動にて別名でアーカイブ化してください。

clgetoralog [ERROR] Creation of "file_name" failed!

[説明]

採取資料のアーカイブ化に失敗しました。

[処置]

続いて出力されるメッセージに、採取資料が格納されたディレクトリ名が表示されます。
そのディレクトリを手動にてアーカイブ化してください。

clgetoralog [WARN] Obtaining local SysNode Name failed!

[説明]

ローカル SysNode 名の取得に失敗しました。

[処置]

ありません。(資料採取は続行されます。)

clgetoralog [WARN] Execution of hvw failed!

[説明]

RMS コマンド hvw(1M) の実行に失敗しました。

[処置]

ありません。(資料採取は続行されます。)

clgetoralog [WARN] Result of hvw is invalid!

[説明]

RMS コマンド hvw(1M) の実行結果が得られませんでした。

[処置]

ありません。(資料採取は続行されます。)

clgetoralog [WARN] Wizard for Oracle resources not found in hvgdconfig!

[説明]

hvgdconfig ファイルに PRIMECLUSTER Wizard for Oracle のリソースが定義されていませんでした。

[処置]

ありません。(資料採取は続行されます。)

clgetoralog [WARN] Obtaining RMS Configuration name from CONFIG.rms failed!

[説明]

RMS 構成定義名を取得できませんでした。

[処置]

ありません。(資料採取は続行されます。)

clgetoralog [WARN] Invalid RMS Configuration name! (RMS_configuration)

[説明]

CONFIG.rms ファイルから取得した RMS 構成定義名が存在しません。

[処置]

ありません。(資料採取は続行されます。)

clorainfo が出力するメッセージ

clorainfo: ERROR: Obtaining local SysNode Name failed!

[説明]

ローカル SysNode 名の取得に失敗しました。

[処置]

CF (Cluster Foundation) の設定が完了し、かつ起動状態であることを確認してください。

clorainfo: ERROR: Checking RMS running status failed! (details)

[説明]

RMS の稼動状態取得に失敗しました。

[処置]

RMS を含むクラスタのインストール・設定、および userApplication (クラスタアプリケーション) の設定が正しく行われていることを確認してください。

clorainfo: ERROR: Obtaining RMS configuration name failed! (details)

[説明]

RMS 構成定義名を取得できませんでした。

[処置]

userApplication (クラスタアプリケーション) の設定が完了していることを確認してください。

clorainfo: ERROR: CONFIG.rms does not exist! (details)

[説明]

CONFIG.rms ファイルが存在しません。

[処置]

userApplication (クラスタアプリケーション) の設定が完了していることを確認してください。

clorainfo: ERROR: Wizard for Oracle resources not found

[説明]

設定された userApplication (クラスタアプリケーション) には、PRIMECLUSTER Wizard for Oracle が管理するリソースが見つかりません。

[処置]

userApplication (クラスタアプリケーション) の設定が完了していることを確認してください。また、userApplication に Oracle インスタンスリソース、リスナーリソースが含まれていることを確認してください。

clorainfo: ERROR: The specified resource does not exist on this SysNode(SysNode_name), or does not belong to Wizard for Oracle! - resource_name

[説明]

指定されたリソース resource_name がローカルノード SysNode_name 上に存在しません。  または、resource_name は PRIMECLUSTER Wizard for Oracle が管理するリソースではありません。

[処置]

ローカルノードに存在する正しいリソース名を指定し、再度実行してください。

clorainfo: ERROR: Resource does not belong to Wizard for Oracle - resource_name

[説明]

指定されたリソース resource_name は PRIMECLUSTER Wizard for Oracle が管理するリソースではありません。

[処置]

正しいリソース名を指定し、再度実行してください。

clorainfo: ERROR: Invalid RMS Configuration.

[説明]

RMS 構成定義が無効です。

[処置]

userApplication (クラスタアプリケーション) の設定が完了していることを確認してください。

clorainfo: ERROR: RMS_configuration does not exist.

[説明]

指定された RMS 構成定義 RMS_configuration は存在しません。

[処置]

正しい RMS 構成定義名を指定し、再実行してください。

hvoradisable/hvoraenable が出力するメッセージ

command: ERROR: Internal error! (details)

[説明]

内部異常が発生しました。

[処置]

システム管理者に相談してください。

command: ERROR: Failed to disable/enable resource monitoring - resource_name

[説明]

リソース resource_name の監視中断、または再開に失敗しました。

[処置]

システム管理者に相談してください。

command: ERROR: hvgdconfig does not exist!

[説明]

hvgdconfig ファイルが存在しません。

[処置]

userApplication (クラスタアプリケーション) の設定が完了していることを確認してください。

command: ERROR: Obtaining local SysNode Name failed!

[説明]

ローカル SysNode 名の取得に失敗しました。

[処置]

CF (Cluster Foundation) の設定が完了し、かつ起動状態であることを確認してください。

command: ERROR: Obtaining RMS configuration Name failed!

[説明]

RMS 構成定義名を取得できませんでした。

[処置]

userApplication (クラスタアプリケーション) の設定が完了していることを確認してください。

command: ERROR: Execution of hvw failed!

[説明]

RMS コマンド hvw(1M) の実行に失敗しました。

[処置]

userApplication (クラスタアプリケーション) の設定が完了していることを確認してください。

command: ERROR: Result of hvw is invalid!

[説明]

RMS コマンド hvw(1M) の実行に失敗しました。

[処置]

userApplication (クラスタアプリケーション) の設定が完了していることを確認してください。

command: ERROR: Failed to disable/enable resource monitoring! (details)

[説明]

監視中断、または再開に失敗しました。

[処置]

RMS を含むクラスタのインストール・設定、および userApplication (クラスタアプリケーション) の設定が正しく行われていることを確認してください。

command: ERROR: No Wizard for Oracle resources belong to specified userApplication! - userApplication_name

[説明]

指定された userApplication userApplication_name には、PRIMECLUSTER Wizard for Oracle が管理するリソースが存在しません。

[処置]

正しい userApplication 名を指定し、再度実行してください。

command: ERROR: No Wizard for Oracle resources are in the current RMS configuration!

[説明]

現在有効となっている RMS 構成定義には、PRIMECLUSTER Wizard for Oracle が管理するリソースが存在しません。

[処置]

userApplication (クラスタアプリケーション) の設定が完了していることを確認してください。また、userApplication に Oracle インスタンス、リスナーリソースが含まれていることを確認してください。

command: ERROR: No Wizard for Oracle resources exist on this node! - SysNode_name

[説明]

ローカルノード SysNode_name 上には PRIMECLUSTER Wizard for Oracle が管理するリソースが存在しません。

[処置]

userApplication (クラスタアプリケーション) の設定が完了していることを確認してください。
また、userApplication に Oracle インスタンス、リスナーリソースが含まれていることを確認してください。

command: ERROR: Invalid userApplication or Resource!

[説明]

誤った userApplication 名、またはリソース名が指定されました。

[処置]

正しい userApplication 名、およびリソース名を指定し、再度実行してください。

command: ERROR: The specified resource does not exist on SysNode_name! - resource_name

[説明]

指定されたリソースは、SysNode_name 上に存在しません。

[処置]

正しいリソース名を指定し、再度実行してください。 またはリソースが存在するノード上で実行してください。

command: WARNING: RMS is not running, but the monitoring of resource_name is disabled/enabled.

[説明]

RMS が起動していませんが、リソースの監視中断、または再開を行いました。

[処置]

ありません。
次回の RMS 起動と同時に監視中断、または再開になります。

cloracpy が出力するメッセージ

ORACLE_SID not found.

[説明]

環境変数 ORACLE_SID が設定されていません。

[処置]

環境変数 ORACLE_SID を設定してください。

ORACLE_HOME not found.

[説明]

環境変数 ORACLE_HOME が設定されていません。

[処置]

環境変数 ORACLE_HOME を設定してください。

ORACLE_BASE not found.

[説明]

環境変数 ORACLE_BASE が設定されていません。

[処置]

環境変数 ORACLE_BASE を設定してください。

ORACLE_HOME/dbs is invalid.

[説明]

ORACLE_HOME/dbs ディレクトリが存在しません。

[処置]

ORACLE_HOME/dbs ディレクトリを確認してください。

ORACLE_HOME/network/admin is invalid.

[説明]

ORACLE_HOME/network/admin ディレクトリが存在しません。

[処置]

ORACLE_HOME/network/admin ディレクトリを確認してください。

ORACLE_BASE/admin/ORACLE_SID is invalid.

[説明]

ORACLE_BASE/admin/ORACLE_SID ディレクトリが存在しません。

[処置]

ORACLE_BASE/admin/ORACLE_SID ディレクトリを確認してください。

cloracpy: tar is error.(EXIT_CODE).

[説明]

tar コマンドがエラーになりました。

[処置]

/tmp ディレクトリの空き容量や権限を確認してください。

clorapass が出力するメッセージ

Cannot read password_file.

[説明]

パスワードファイルが読み込みできません。

[処置]

パスワードファイルを確認してください。

File format error password_file.

[説明]

パスワードファイルのフォーマットエラーです。

[処置]

パスワードファイルを削除して、再度パスワードの設定をしてください。ただし、パスワードが複数設定されている場合は全て設定し直す必要があります。

Cannot allocate memory.

[説明]

システム異常が発生しました(メモリの獲得に失敗)。

[処置]

システム資源が不足している可能性があります。システム環境を見直してください。

Cannot write password_file.

[説明]

パスワードファイルに書き込みできません。

[処置]

パスワードファイルを確認してください。

Password not match.

[説明]

再入力されたパスワードが一致しませんでした。

[処置]

パスワードを正しく入力してください。