ISIでは、サービスの呼出しやメッセージの変換などの処理を部品として標準提供し、部品をつなぎ合わせることでコーディングレスでのシステム構築ができます。
提供している部品のことをメディエータファンクションと呼び、これらをつなぎ合わせて実行することをメディエーション機能と呼びます。
サービスの呼出し
アダプタを使用してサービスを呼び出します。
メッセージのチェック・加工・編集・情報取得
ISIではコーディングレスで柔軟なシステム間連携、システム構築を実現するため、XML形式のメッセージやFLAT形式のメッセージに対して以下の操作を可能とします。
DTDやXMLスキーマを利用した妥当性検証で、メッセージの事前チェック
定義だけでメッセージの部分的な更新やデータの挿入・削除が可能
メッセージから情報を取り出し、後続の処理で活用
メッセージ変換の呼出し
インタフェース調整機能を呼び出します。
List Creatorとの連携
Interstage List Creatorと連携することで、業務で実行したメッセージを帳票出力(印刷、PDF出力、FAX送信)や電子保存できます。
BPM Analyticsとの連携
Interstage BPM Analyticsと連携することで、業務を流れるメッセージから業務のKPI(重要業績評価指標)などに利用するデータを抽出・分析できます。
コマンドの実行
コマンドを実行し、外部システムと連携できます。
ファイルの入出力
メッセージに使用するデータをファイルから読み込むことや、メッセージをファイルに書き込むことができます。
ユーザプログラムの呼出し
製品提供している部品で足りない場合、ユーザプログラムを作成し、メディエーション機能から呼び出せます。