arsvadmin deployコマンドによりWebアプリケーションを配備します。
arsvadmin deploy [--contextroot context_root] [--name component_name] [--libraries jar_file[,jar_file]...] filepath
オプション名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
--contextroot context_root | 可 | コンテキストルートとしてcontext_rootの値を指定します。 context_rootはオペランドです。 省略時は、filepathオペランドに指定した配備対象ファイルから拡張子を除いた値が使用されます。 |
--name component_name | 可 | アプリケーション名としてcomponent_nameの値を指定します。 component_nameはオペランドです。 省略値は、filepathオペランドに指定した配備対象ファイルから拡張子を除いた値が使用されます。 本オプション使用時は下記の点に注意してください。
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--libraries jar_file[,jar_file]... | 可 | アプリケーションから参照するライブラリ(JARファイル)を絶対パスで指定します。複数指定する場合は、カンマ区切りで指定します。 本オプション使用時は下記の点に注意してください。
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オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
filepath | 不可 | 配備対象ファイルを絶対パスで指定します。 |
注意
配備・配備解除操作は複数同時に実行することができません。配備・配備解除操作が復帰しないうちに新たな配備・配備解除操作を実行した場合、後から実行した操作が、先に動作していた操作の完了を待機します。
既に同名のアプリケーションを配備している場合は、一度配備を解除してから配備を行って下さい。
例
Windowsサーバにて、Webアプリケーション[C:\sample.war]を配備する場合
以下のコマンドを実行します。
> arsvadmin deploy C:\sample.war
以下のメッセージが出力されることを確認してください。
Command deploy executed successfully.