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Interstage AR Processing Server V1.0.1 運用ガイド
FUJITSU Software

2.1.1 配備

arsvadmin deployコマンドによりWebアプリケーションを配備します。

コマンド形式:
arsvadmin deploy [--contextroot context_root] [--name component_name] [--libraries jar_file[,jar_file]...] filepath
オプション

オプション名

省略

説明

--contextroot context_root

コンテキストルートとしてcontext_rootの値を指定します。

context_rootはオペランドです。

省略時は、filepathオペランドに指定した配備対象ファイルから拡張子を除いた値が使用されます。

--name component_name

アプリケーション名としてcomponent_nameの値を指定します。

component_nameはオペランドです。

省略値は、filepathオペランドに指定した配備対象ファイルから拡張子を除いた値が使用されます。

本オプション使用時は下記の点に注意してください。

  • アプリケーション名に50文字以内で、以下の文字を指定してください。

    • 英数字、または特殊文字(‘-’、‘_’、‘.’、‘;’)

    • 先頭には、英数字または‘_’

  • アプリケーション名の先頭に"arsv"(大文字も含む)を使用しないで下さい。

--libraries jar_file[,jar_file]...

アプリケーションから参照するライブラリ(JARファイル)を絶対パスで指定します。複数指定する場合は、カンマ区切りで指定します。

本オプション使用時は下記の点に注意してください。

  • 以下の指定は行わないでください。

    • 2byte文字

    • 最後尾に空白文字(スペース、タブ)

  • ライブラリ(JARファイル)は、パス構成要素にカンマを含まない場所へ格納してください。カンマを含んだ場合、パスの区切りとして取り扱われ配備に失敗する場合があります。

オペランド

オペランド名

省略

説明

filepath

不可

配備対象ファイルを絶対パスで指定します。

注意

複数操作実行時の注意事項

配備・配備解除操作は複数同時に実行することができません。配備・配備解除操作が復帰しないうちに新たな配備・配備解除操作を実行した場合、後から実行した操作が、先に動作していた操作の完了を待機します。

配備済みの場合

既に同名のアプリケーションを配備している場合は、一度配備を解除してから配備を行って下さい。

Windowsサーバにて、Webアプリケーション[C:\sample.war]を配備する場合

  1. 以下のコマンドを実行します。

    > arsvadmin deploy C:\sample.war
  2. 以下のメッセージが出力されることを確認してください。

    Command deploy executed successfully.