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Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書
FUJITSU Software

4.2 drmsmchkで始まるメッセージ


[UNIX]
drmsmchk: INFO: [00001] DRMS Management File Check Started.
drmsmchk: 情報: [00001] DRMS管理ファイルチェックを開始しました。

【メッセージの意味】

DRMS管理ファイルチェックコマンドが、DRMS管理ファイルの妥当性チェックを開始しました。

【システムの処理】

drmsmchkコマンドの処理を継続します。

【対処方法】

対処する必要はありません。

[UNIX]
drmsmchk: INFO: [00002] DRMS Management File Check Finished.
drmsmchk: 情報: [00002] DRMS管理ファイルチェックを終了しました。

【メッセージの意味】

DRMS管理ファイルチェックコマンドが、DRMS管理ファイルの妥当性チェックを終了しました。

【対処方法】

対処する必要はありません。

[UNIX]
drmsmchk: INFO: [00003] DRMS Management File Check Result Normal.
drmsmchk: 情報: [00003] DRMS管理ファイルチェックで異常検知しませんでした。

【メッセージの意味】

DRMS管理ファイルチェックコマンドが、DRMS管理ファイルの妥当性チェックを実施した結果、特に異常を検知しませんでした。

【システムの処理】

drmsmchkコマンドの処理を継続します。

【対処方法】

対処の必要はありません。

[UNIX]
drmsmchk: WARNING: [00004] DRMS Management File Check Result Abnormal.
drmsmchk: 警告: [00004] DRMS管理ファイルチェックで異常検知しました。

【メッセージの意味】

DRMS管理ファイルチェックコマンドが、DRMS管理ファイルの妥当性チェックを実施した結果、異常箇所が見つかりました。

【システムの処理】

drmsmchkコマンドの処理を継続します。

【対処方法】

後に出力されるエラーメッセージに従って、DRMS管理ファイルの復旧作業を実施してください。

[UNIX]
drmsmchk: WARNING: [00020] DRMS Management File Abnormal  Information (%1).
drmsmchk: 警告: [00020] DRMS管理ファイルの異常個所 (%1)。

【メッセージの意味】

DRMS管理ファイルチェックコマンドが、DRMS管理ファイルのパラメータで表示されている場所で異常を検知しました。

【パラメタの意味】

%1: DRMS管理ファイルの異常検知場所

【システムの処理】

drmsmchkコマンドの処理を継続します。

【対処方法】

“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編”の“DRMS管理ファイルチェックコマンドによる調査と復旧方法”の“DRMS管理ファイルの復旧”を参照してください。DRMS管理ファイルの復旧を実施しても対処ができない場合は、技術員へ連絡してください。

[UNIX]
drmsmchk: ERROR: [00030] drmsmchk command Abnormal Ended. Error Code(%1), Detailed Information(%2).
drmsmchk: エラー: [00030] drmsmchkコマンド異常終了 - エラーコード(%1)、詳細情報(%2)。

【メッセージの意味】

DRMS管理ファイルチェックコマンドが、システムのerrnoで異常終了しました。

【パラメタの意味】

%1: システムのerrno

%2: どの処理で失敗したのかを示す文字列

【システムの処理】

drmsmchkコマンドの処理を中断します。

【対処方法】

DRMS管理ファイルが参照できない状態になっています。出力されたエラーメッセージを保存した上で、技術員に連絡してください。

[UNIX]
drmsmchk: ERROR: [00031] DRMS Management File Check Command Cannot Be Used When A Product Version Is Before V10.
drmsmchk: エラー: [00031] DRMS管理ファイルチェックコマンドは製品バージョンV10より前の製品では使用できません。

【メッセージの意味】

DRMS管理ファイルチェックコマンドを、製品バージョンサポート外の環境で実行したため、処理を中断しました。

【システムの処理】

drmsmchkコマンドの処理を中断します。

【対処方法】

資源配付製品のバージョンV10以降の端末で使用してください。

[UNIX]
drmsmchk: ERROR: [00032] Please Execute The DRMS Management File Check Command After Stopping drms.
drmsmchk: エラー: [00032] DRMS管理ファイルチェックコマンドはdrmsを停止してから実行してください.

【メッセージの意味】

DRMSデーモン/資源配付サービスが起動の状態で、DRMS管理ファイルチェックコマンドを使用したため、処理を中断しました。

【システムの処理】

drmsmchkコマンドの処理を中断します。

【対処方法】

DRMSデーモン/資源配付サービスを停止後、drmsmchkコマンドを再実行してください。

[UNIX]
drmsmchk: ERROR: [00033] The Initialization Of DRMS Management File Check Has Failed.  Error code(%1), Detailed information(%2).
drmsmchk: エラー: [00033] DRMS管理ファイルチェックの初期化に失敗しました.エラーコード(%1),詳細情報(%2).

【メッセージの意味】

DRMS管理ファイルチェックコマンドの起動処理において、初期化処理に失敗しました。

エラーコードと詳細情報によって以下の原因が考えられます。

エラーコード:EACCESS、詳細情報:パス

  • Windows

    使用権限がありません。または、他のアプリケーションで使用中です。

  • UNIX

    アクセス権限がありません。

エラーコード:ENOENT、詳細情報:パス

  • Windows、UNIX

    パスが存在しません。

エラーコード:EINVAL、詳細情報:DRMSROOT

  • Windows

    システムの環境変数DRMSROOTで指定したパス名が不当です。

エラーコード:EINVAL、詳細情報:drmspath

  • Windows、UNIX

    DRMS編集ファイルのdrmspathオプションで指定したパス名が不当です。

【パラメタの意味】

%1: エラーコード

%2: 詳細情報

【システムの処理】

drmsmchkコマンドの処理を中断します。

【対処方法】

出力されたエラーコードと詳細情報によって以下の対処を実施してください。

エラーコード:EACCESS、詳細情報:パス

  • Windows

    ファイルの使用権限を確認してください。または、他のアプリケーションで使用していないことを確認してください。

    特に、Windowsのファイルマネージャでは表示中のディレクトリやファイルが使用中となるため注意が必要です。

  • UNIX

    ファイルのパーミッションモードを確認してください。

エラーコード:ENOENT、詳細情報:パス

  • Windows、UNIX

    指定したパス名を見直してから、再実行してください。

エラーコード:EINVAL、詳細情報:DRMSROOT

  • Windows

    システムの環境変数DRMSROOTの内容を確認してください。この環境変数には資源配付のインストール時に指定したインストール先ディレクトリが設定されている必要があります。

エラーコード:EINVAL、詳細情報:drmspath

  • Windows、UNIX

    DRMS編集ファイルのdrmspathオプションの指定値を確認してください。

drmsmchk: ERROR: [00034]  Messages  DB Is  Not Found.

【メッセージの意味】

DRMS管理ファイルチェックコマンドで使用するメッセージDBが存在しないため、処理を中断しました。

【システムの処理】

drmsmchkコマンドの処理を中断します。

【対処方法】

資源配付サービスの環境が壊れている可能性があります。富士通技術員に連絡してください。