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Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書
FUJITSU Software

2.21 mpalssetupで始まるメッセージ

mpalssetup: エラー: 01000: 起動アカウントの権限が不足しています。[%1] [%2]
mpalssetup: ERROR: 01000: The startup account does not have sufficient privileges. (%1) (%2)

【メッセージの意味】

インストールレス型エージェント監視導入支援ツールを起動したアカウントに、インストールレス型エージェント監視の起動アカウントと同等の権限が与えられていません。

【パラメタの意味】

%1: インストールレス型エージェント監視導入支援ツールを起動したアカウント名

%2: インストールレス型エージェント監視導入支援ツールを起動したアカウントが所属するグループ名

【対処方法】

以下の点を確認し、異常となる原因を取り除いてください。

  • インストールレス型エージェント監視導入支援ツールを起動したアカウントの権限が不足していた場合

    アカウントに適切な権限を付与した後に、mpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を再実行してください。

    必要となる権限についてはSystemwalker Centric Manager 導入手引書“インストールレス型エージェントで監視する場合”を参照してください。

  • インストールレス型エージェント監視の起動アカウントでmpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を実行しなかった場合

    インストールレス型エージェント監視の起動アカウントでログオンし直した後に、mpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を再実行してください。

mpalssetup: エラー: 01001: SSH接続アカウントの権限が不足しています。[%1] [%2]
mpalssetup: ERROR: 01001: The SSH connection account does not have sufficient privileges. (%1) (%2)

【メッセージの意味】

インストールレス型エージェント監視導入支援ツールを起動したアカウントに、SSH接続アカウントと同等の権限が与えられていません。

【パラメタの意味】

%1: インストールレス型エージェント監視導入支援ツールを起動したアカウント名

%2: インストールレス型エージェント監視導入支援ツールを起動したアカウントが所属するグループ名

【対処方法】

以下の点を確認し、異常となる原因を取り除いてください。

  • インストールレス型エージェント監視導入支援ツールを起動したアカウントの権限が不足していた場合

    アカウントに適切な権限を付与した後に、mpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を再実行してください。

    必要となる権限については“Systemwalker Centric Manager 導入手引書“の“インストールレス型エージェントで監視する場合”を参照してください。

  • SSH接続アカウントでmpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を実行しなかった場合

    SSH接続アカウントでログオンし直した後に、mpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を再実行してください。

mpalssetup: エラー: 01002: SSH接続アカウントで起動されていません。現在のアカウント名=[%1] SSH接続アカウント名=[%2]
mpalssetup: ERROR: 01002: The account that is currently logged in has not been started with the SSH connection account. Current account=(%1) SSH connection account=(%2)

【メッセージの意味】

インストールレス型エージェント監視導入支援ツールを起動したアカウントと、監視対象システム接続情報ファイルで定義したアカウント名が一致しません。

【パラメタの意味】

%1: 現在のアカウント名

%2: 監視対象システム接続情報ファイルのアカウント名

【対処方法】

以下の点を確認し、異常となる原因を取り除いてください。

  • 監視対象システム接続情報ファイルに記載したSSH接続アカウント名が誤っていた場合

    監視対象システム接続情報ファイルを正しく修正した後に、mpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を再実行してください。

  • SSH接続アカウントでmpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を実行しなかった場合

    SSH接続アカウントでログオンし直した後に、mpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を再実行してください。

mpalssetup: エラー: 01003: SSH接続に必要な設定がされていません。[%1]
mpalssetup: ERROR: 01003: The settings required for SSH connections have not been made. (%1)

【メッセージの意味】

SSH接続の環境設定に不備があります。

【パラメタの意味】

%1: 異常が発生した原因

  • Cygwin v1.7 以降がインストールされていません。

  • Cygwin上に必要なパッケージがインストールされていません。

  • SSHサービスが起動していません。

  • SSHがインストールされていません。

【対処方法】

以下の点を確認し、異常となる原因を取り除いてください。

  • %1パラメタが「Cygwin v1.7 以降がインストールされていません」の場合

    システムにCygwin v1.7がインストールされていない、もしくはv1.7より古いCygwinがインストールされています。v1.7 以降のCygwinをインストールした後に、mpalssetupを再実行してください。

  • %1パラメタが「Cygwin上に必要なパッケージがインストールされていません。」の場合

    “Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照し、必須パッケージを確認してください。必須パッケージをインストールした後に、mpalssetupを再実行してください。

  • %1パラメタが「SSHサービスが起動していません。」の場合

    次のいずれかの原因である可能性があります。

    • “CYGWIN sshd“サービスが存在しない場合、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書“の“インストールレス型エージェント監視導入支援ツールによるSSH接続の設定”を参照し、SSHのインストールで示した手順で“CYGWIN sshd”サービスを導入した後に、mpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を再実行してください。

    • “CYGWIN sshd"サービスが停止している場合、“CYGWIN sshd"サービスを起動した後に、mpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を再実行してください。

  • %1パラメタが「SSHがインストールされていません。」の場合

    次のいずれかの原因である可能性があります。

    • sshコマンドもしくはssh-keygenコマンドがインストールされていない場合、インストールした後に、mpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を再実行してください。

    • sshコマンドもしくはssh-keygenコマンドが存在するパスがPATH環境変数の値に含まれていない場合、PATH環境変数の値に追加した後にmpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を再実行してください。

mpalssetup: エラー: 01004: SSH公開鍵の格納ファイルに公開鍵を追加できません。[%1] [%2]
mpalssetup: ERROR: 01004: Unable to add a public key to the SSH public key storage file. (%1) (%2)

【メッセージの意味】

SSH公開鍵格納ファイルにSSHの公開鍵を追加する際に異常が発生しました。SSH公開鍵格納ファイルのパーミッション設定を確認してください。

【パラメタの意味】

%1: ファイル名

%2: 異常が発生した原因

【対処方法】

%2に示された原因を解決した後に、mpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を再実行してください。

mpalssetup: エラー: 01005: SSH公開鍵を作成できません。[%1]
mpalssetup: ERROR: 01005: Unable to create a private key and public key for SSH. (%1)

【メッセージの意味】

SSH公開鍵の作成が失敗しました。

【パラメタの意味】

%1: 異常が発生した原因

  • SSH公開鍵の格納先ディレクトリのパスが存在しません。

  • SSH公開鍵が見つかりません。

  • SSH公開鍵の複写に失敗しました。

【対処方法】

  • %1パラメタが「SSH公開鍵の格納先ディレクトリのパスが存在しません。」の場合

    • (Windowsの場合)

      Cygwinのセットアップ環境が壊れている可能性があります。Cygwinを再インストールした後に、mpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を再実行してください。

    • (Unixの場合)

      "/.ssh"ディレクトリが存在することを確認してください。また"/.ssh"ディレクトリにアクセスする権限を持つことを確認してください。原因を取り除いた後、mpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を再実行してください。

  • %1パラメタが「SSH公開鍵が見つかりません。」の場合

    画面に出力されたメッセージもしくはトレースログに出力されたメッセージを確認し、対処してください。

    または、Cygwinのセットアップ環境が壊れている可能性があります。Cygwinを再インストールした後に、mpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を再実行してください。

  • %1パラメタが「SSH公開鍵の複写に失敗しました。」の場合

    • SSH公開鍵の出力先(SSH情報)が書き込み不可なディスク(CDROMなど)である場合は、導入支援ツールを書き込み可能なディスクにインストールした後に、mpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を再実行してください。

      または、画面に出力されたメッセージもしくはトレースログに出力されたメッセージを確認し、対処してください。

    • Solarisの場合、必要な修正パッチが適用されていなければ、修正パッチを適用してください。

      Solarisの障害を修正パッチを適用せずに障害を回避したい場合は、既に作成されている鍵ファイルを一度削除すれば回避できます。

      RSA(SSH2)の場合

      /.ssh/id_rsa と /.ssh/id_rsa.pub

      DSA(SSH2)の場合

      /.ssh/id_dsa と /.ssh/id_dsa.pub

mpalssetup: エラー: 01006: 監視対象システム接続情報ファイルの読み込みに失敗しました。
mpalssetup: ERROR: 01006: Failed to read the monitored system connection information file.

【メッセージの意味】

監視対象システム接続情報ファイルの読み込みに失敗しました。失敗する原因として、以下があります。

  • ファイルが存在しない。

  • ファイルのアクセス権に読み込み許可がない。

【対処方法】

以下の対処を行った後にmpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を再実行してください。

  • ファイルの存在を確認し、存在しない場合、ファイルを新規作成します。

  • ファイルのアクセス権に読み込み許可を付与します。

mpalssetup: エラー: 01007: 監視対象システム接続情報ファイルの書式に誤りがあります。[%1] [%2] [%3]
mpalssetup: ERROR: 01007: There is a problem with the format of the monitored system connection information file. (%1) (%2) (%3)

【メッセージの意味】

監視対象システム接続情報ファイルの書式に誤りがあり、読み込みが失敗しました。

【パラメタの意味】

%1: エラー内容
%2: 誤りを検出した行数
%3: 不正な値

【対処方法】

監視対象システム接続情報ファイルに従い、ファイル書式を修正した後に、mpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を再実行してください。監視対象システム接続情報ファイルの詳細は、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

mpalssetup: エラー: 01008: 監視対象システム接続情報ファイルの書式に誤りがあります。[%1] [%2]
mpalssetup: ERROR: 01008: There is a problem with the format of the monitored system connection information file. (%1) (%2)

【メッセージの意味】

監視対象システム接続情報ファイルの書式に誤りがあり、読み込みが失敗しました。

【パラメタの意味】

%1: エラー内容
%2: 誤りを検出した行数

【対処方法】

監視対象システム接続情報ファイルに従い、ファイル書式を修正した後に、mpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を再実行してください。監視対象システム接続情報ファイルの詳細は、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

mpalssetup: エラー: 01009: SSH公開鍵ファイルの読み込みに失敗しました。
mpalssetup: ERROR: 01009: Failed to read the public key for SSH.

【メッセージの意味】

SSH公開鍵ファイルの読み込みに失敗しました。失敗する原因として、以下があります。

  • ファイルが存在しない。

  • ファイルのアクセス権に読み込み許可がない。

【対処方法】

以下の対処を行った後に<mpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を再実行してください。

  1. ファイルの存在を確認し、存在しない場合、監視サーバで作成したSSH公開鍵ファイルを配置します。

  2. ファイルのアクセス権に読み込み許可を付与します。

mpalssetup: エラー: 01010: SSH公開鍵格納ファイルの読み込みに失敗しました。
mpalssetup: ERROR: 01010: Failed to read the SSH public key storage file.

【メッセージの意味】

SSH公開鍵の格納ファイルの読み込みに失敗しました。失敗する原因として、以下があります。

  • ファイルのアクセス権に読み込み許可がない。

【対処方法】

以下の対処を行った後に、mpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を再実行してください。

  • ファイルのアクセス権に読み込み許可を付与します。

mpalssetup: エラー: 01011: デプロイ先のパスの作成に失敗しました。
mpalssetup: ERROR: 01011: Unable to create a deployment destination path.

【メッセージの意味】

デプロイ先のディレクトリの作成が失敗しました。失敗する原因として、以下があります。

  • 監視対象システム接続情報ファイルのデプロイ先のパスに指定したディレクトリに書きみ込み許可がない。

【対処方法】

以下の対処を行った後に、mpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を再実行してください。

  1. 監視対象システム接続情報ファイルで指定したデプロイ先のパスを確認し、誤りがあった場合は、修正してください。監視対象システム接続情報ファイルの詳細は、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

  2. 監視対象システム接続情報ファイルで指定したデプロイ先のパスに対して書き込み権限があることを確認し、ない場合は権限を与えてください。

mpalssetup: エラー: 01012: 内部動作異常が発生しました。
mpalssetup: ERROR: 01012: Internal error occurred.

【メッセージの意味】

mpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)の処理で、内部動作異常が発生ました。

【対処方法】

“動作状況ログファイル”を富士通技術員に送付し、調査依頼を行ってください。

動作状況ログファイルの詳細は、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

mpalssetup: エラー: 01013: サポート対象外のOSです。
mpalssetup: ERROR: 01013: This operating system is not supported.

【メッセージの意味】

インストール型エージェント監視導入支援ツールの動作対象外のOSです。

【対処方法】

サポート対象のOSでインストール型エージェント監視導入支援ツールを実行してください。

mpalssetup: エラー: 01014: 不正な文字列があります。[%1] [%2]
mpalssetup: ERROR: 01014: Invalid character string. [%1] [%2]

【メッセージの意味】

インストール型エージェント監視導入支援で扱うことができない文字列があります。

【パラメタの意味】

%1: 不正な文字列を検出した場所

%2: 不正な文字列を含む値

【対処方法】

以下の点を確認し、異常となる原因を取り除いてください。

  • %1パラメタが「インストール先ディレクトリ」の場合

    導入支援ツールを半角英数字または"-"、"_"のみを含むパス (ただし、ドライブレターを区切る":"やパスの区切り文字"\", "/"は含んでもよい。)にインストールした後に、mpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を再実行してください。

  • %1パラメタが「アカウント名」の場合

    ログイン中のアカウント名を確認してください。半角英数字または"-"、"_"のみを含むアカウント名でログインした後に、mpalssetup(インストールレス型エージェント監視導入支援コマンド)を再実行してください。