[資源配付]ウィンドウの対象システムサブウィンドウの操作で、あて先システムの削除処理が変更されています。
配下のあて先システムの定義(非隣接サーバのあて先定義、配下サーバのクライアント定義)を削除した場合、配下サーバ上のあて先システムの定義(非隣接サーバのあて先定義、配下サーバのクライアント定義)が同時に削除されません。
配下のあて先システムの定義(非隣接サーバのあて先定義、配下サーバのクライアント定義)を削除した場合、配下サーバ上のあて先システムの定義(非隣接サーバのあて先定義、配下サーバのクライアント定義)も同時に削除されます。
また、あて先システムの削除を実行した場合、以下のポップアップメッセージが出力されます。
【運用管理サーバで削除する場合】
【運用管理クライアントで削除する場合】
ただし、以下の制約があります。
3階層のシステム構成にのみ対応しています。
4階層以上のシステム構成の場合、途中階層のサーバ上のあて先システム定義の削除は行われません。
例)
運用管理サーバ-中継サーバ-部門管理サーバ-業務サーバ(またはクライアント)の4階層システムで、業務サーバ(またはクライアント)のあて先定義を削除した場合、削除操作を行った運用管理サーバと、業務サーバ(またはクライアント)の上位サーバである部門管理サーバ上で削除が行われますが、中継サーバ上では削除が行われません。
V13.3.1以前のバージョンとの組み合わせに対応していません。
配下のサーバにインストールされているSystemwalker Centric Managerが、V13.4.0以上である必要があります。
配下のサーバにV13.3.1以前のSystemwalker Centric Managerがインストールされている場合、あて先システム定義の削除に失敗することがあります。配下のサーバで削除に失敗した場合、運用管理サーバでも削除は行われません。
【対処方法】
削除されていないサーバ、または削除に失敗したサーバで、あて先システム定義の削除を実施してください。また、削除に失敗した場合、運用管理サーバでdrmsdltコマンドを使用して、あて先システム定義の削除を実施してください。
【回避方法】
運用管理サーバのDRMS編集ファイルに以下のオプションを追加し、資源配付を再起動することで、非互換を回避する(V13.3.1以前の動作にする)ことができます。
remotedel_system = NO
メンテナンス版数に含まれる資源グループの削除処理が変更されています。
メンテナンス版数に含まれる資源グループを削除する場合、削除処理が正常に実行されます。
メンテナンス版数に含まれる資源グループを削除する場合、削除処理がエラーとなります。
エラーの場合は、資源配付の[00253]メッセージが出力されます。メッセージ中に表示されるメンテナンス版数の世代を削除してください。
[資源配付[ログイン]]画面に変更があります。
[OK]ボタンの名称が、[ログイン]ボタンに変更になります。
[ログインユーザを指定する]チェックボックスの名称が、[Windowsにログインしているユーザーでログインする]に変更になります。
[オプション]ボタンが追加されます。現在Windowsにログインしているユーザーを使用して資源配付にログインするには、[オプション]ボタンをクリックし、[Windowsにログインしているユーザーでログインする]をONにして、ログインしてください。
Solaris版、Linux版で、資源配付の起動・停止メッセージの出力処理が変更されています。
以下の起動・停止メッセージが端末画面に出力されます。
【資源配付起動時】
情報: [00001] drmsが起動されました.
情報: [00700] 相手サーバからのサービス要求受付を開始しました.
情報: [00800] WSからのサービス要求受付を開始しました.
【資源配付停止時(資源配付を起動した端末画面で停止した場合)】
情報: [00002] drmsが停止されました.
情報: [00701] 相手サーバからのサービス要求受付を終了しました.
情報: [00801] WSからのサービス要求受付を終了しました.
資源配付の起動・停止メッセージが端末画面に出力されません。