仮想ノードの監視の変更点
仮想ノードの監視において仮想ノード配下の実ノードに対する監視はICMPの監視のみ有効となります。また、この時、実ノードの状態表示は無効に設定されます。
ノード検出状況画面の変更
操作メニューのノード検出で、検出が終了したタイミングで検出状況画面をそのまま表示します。ノード検出の[ノード検出しています]ダイアログボックスで、[ノード検出完了後、画面を閉じる]チェックボックスが追加されます。なお、この設定内容はバックアップリストア対象外です。
MIB監視のイベントメッセージの変更点
MIB監視で出力するメッセージ内容が変更になります。ポリシーで設定したしきい値が表示されます。
MIB監視事象が発生しました(MIB名:%1, 値:%2)
MIB監視事象が発生しました(MIB名:%1, 値:%2, しきい値:%3)
タイムアウト時間の初期値の変更点
以下のポリシーにおいて、ポーリング時のタイムアウト時間の初期値が変更になります。
稼働状態の監視
MIB監視
ノード検出
タイムアウト時間: 3秒
タイムアウト時間: 2秒
稼働状態の監視の変更点
互換モードから通常モードに移行する場合、監視を行うタイミングが変更されます。
[ノード状態の監視]と[ノード状態の表示]のポリシー設定はそれぞれ、機能ごとに設定でき、監視タイミングも機能ごとに設定できます。
[ノード状態の監視]と[ノード状態の表示]は、稼働状態の監視として機能を統一され、機能ごとに異なっていた監視タイミングが同じになります。
互換モードにおいて、[ノード状態の表示]と[ノード状態の監視]は、[稼働状態の監視]に変更されます。
稼働状態の監視における状態遷移の通知タイミングの変更
以下の条件のとき、部門管理サーバから運用管理サーバへのTCP接続するタイムアウト時間を短縮します。
[条件]
運用管理サーバが連携型二重化で部門管理サーバにて稼働状態の監視を行っている場合
[影響]
部門管理サーバから運用管理サーバに対して接続できなかった場合、以下の 影響があります。
【通常モードの場合】
稼働状態の監視にて“前回状態を引き継ぐ”を設定している場合に、 Systemwalker Centric Managerを再起動したあと、初回の監視において 監視イベントの通知に不整合が発生する場合があります。
“状態を通知”を設定している場合に、Systemwalkerコンソール上のノー ドのラベルカラーに不整合が発生する場合があります。
【互換モードの場合】
ノード状態の監視にて“前回状態を引き継ぐ”を設定している場合に、 Systemwalker Centric Managerを再起動したあと、初回の監視において 監視イベントの通知に不整合が発生する場合があります。
ノード状態の表示にて、Systemwalkerコンソール上のノードのラベルカラ ーに不整合が発生する場合があります。
ネットワーク管理の設定ファイル(/etc/opt/FJSVsnm/mpnm.ini)に、以下の設定を行うことで、旧版の動作との互換性を保つことができます。
[Transmission] Compatible=1
Systemwalkerセルフチェックにおいて、監視処理でエラーが発生した場合に以下のメッセージを出力します。
SelfChk: ERROR: 4003: 監視処理でエラーが発生したため、Systemwalker Centric Manager の 監視を停止します。 エラーコード:%s 詳細コード:MpSmtcltool(TELNET) -1 |
%s:任意の数値
監視対象ノードが65535を超えた場合に以下のメッセージを出力します。
Error: 169: The number of monitored nodes exceeded the maximum value. |