Systemwalker Desktop Keeperの管理サーバ/統合管理サーバをアンインストールする方法について説明します。
注意
管理サーバ/統合管理サーバにクライアント(CT)を導入している場合は、アンインストールの順序に注意が必要です。
詳細については、“管理サーバ/統合管理サーバにクライアント(CT)を導入している場合”を参照してください。
Windows® 8 64ビット版、Windows Server® 2012以降では、アンインストール中に、自動登録のエラーメッセージが出力される場合があります。[OK]を選択してアンインストールを続行してください。
なお、管理コンソール、クライアント(CT)のアンインストール時にも同様のメッセージが表示される場合があります。
Systemwalker Desktop Keeperの管理サーバ/統合管理サーバをアンインストールする前に、データベースを削除します。データベースの削除手順は以下のとおりです。
管理サーバ/統合管理サーバのデータベース構築時のユーザーでWindowsにログオンします。他のアプリケーションを使用している場合は、終了してください。
Administratorsグループに所属するユーザー、またはDomain Adminsグループに所属するユーザーでWindowsにログオンします。他のアプリケーションを使用している場合は、終了してください。
[スタート]/[アプリ]-[Systemwalker Desktop Keeper]-[サーバ]-[運用環境保守ウィザード(環境構築・削除)]を選択します。
[運用環境保守ウィザード(環境構築・削除)へようこそ]画面が表示されるので、[次へ]ボタンをクリックしてください。
[処理の選択]画面が表示されるので、“実施する処理”を設定して、[次へ]ボタンをクリックしてください。
項目名 | 説明 |
---|---|
[実施する処理] | 実施する処理を選択します。ここでは、“運用環境の削除”を選択してください。
|
[処理対象のデータベース指定] | 削除するデータベースを選択してください。
|
[設定内容の確認]画面が表示されるので、画面に表示されている内容に誤りがないか確認し、[次へ]ボタンをクリックしてください。
実行確認画面が表示されるので、続行する場合は、[はい]ボタンをクリックしてください。
[処理の実行]画面が表示され、データベースの削除を開始します。
処理が正常に完了すると、[処理完了]画面が表示されるので、[完了]ボタンをクリックしてください。
運用データベース、ログ閲覧データベースどちらかが残っている場合は、再度手順1.から実施してください。
注意
データベース領域が削除されなかった場合について
[運用環境保守ウィザード(環境構築・削除)]を使用して運用環境を削除しても、データベースの状態によっては、データベース領域が削除されない場合があります。その場合は、以下のフォルダを削除してください。
<データベース格納先>\RDB
iOS管理データベースを削除する
iOS端末の管理をしている場合には、iOS管理データベースを削除します。
管理サーバ/統合管理サーバで、iOS管理データベースの削除コマンド(swss_MDMDB_ENV.exe)を/Dオプションで実行します。
コマンドの使用方法については、“Systemwalker Desktop Keeper リファレンスマニュアル”の“swss_MDMDB_ENV.exe(iOS管理データベースの構築・削除)”を参照してください。
swss_MDMDB_ENV.exe /D
注意
Systemwalker Desktop KeeperとSystemwalker Desktop Patrolが共存していて、両製品で管理していたiOS端末の管理をやめる場合は、両製品でiOS管理データベースの削除コマンドを実行してください。
Systemwalker Desktop KeeperとSystemwalker Desktop Patrolが共存していて、両製品で管理していたiOS端末の管理を一方の製品だけでiOS端末の管理を行うように変更する場合は、以下の手順で削除を行ってください。
スマートデバイス中継サーバの設定変更コマンド(SDSVSetMS.EXE)を使用して、スマートデバイス中継サーバと接続しているiOS管理データベースのホスト名を確認します。「iOSmgr.h」に表示されたiOS管理データベースのホスト名と一致するサーバでバックアップを行います。
両製品でiOS管理データベース削除コマンドを実行します。
iOS端末の管理を行う製品でiOS管理データベースの構築コマンドを実行します。
手順3で構築したiOS管理データベースに手順1でバックアップしたデータをリストアします。
続いて、管理サーバ/統合管理サーバをアンインストールします。管理サーバ/統合管理サーバのアンインストール手順は、以下のとおりです。
Administratorsグループに所属するユーザー、またはDomain Adminsグループに所属するユーザーでWindowsにログオンします。他のアプリケーションを使用している場合は、終了してください。
階層化サービスおよびサーバサービスを停止します。
Windowsのサービス画面を表示し、以下の各サービスを選択して、[操作]メニューから[停止]を選択します。なお、停止するまでに30秒から1分程度かかる場合があります。SWServerServiceを起動した直後、または日付が変更になったとき(午前0時)にデータベースの空き容量の確認が動作しますが、確認動作が終了するまでの約15分間、サービスが停止しないことがあります。しばらくしてから停止を確認してください。
SWLevelControlService
SWServerService
[スタート] /[アプリ]-[Fujitsu]-[アンインストールと管理(ミドルウェア)]を起動します。
[インストール済みソフトウェア]タブで、ソフトウェア名“Systemwalker Desktop Keeper サーバ”を選択し、[削除]ボタンをクリックします。
[Systemwalker Desktop Keeper サーバのアンインストール]ダイアログが表示されるので、[アンインストール]ボタンをクリックします。
アンインストール処理完了後に、[終了]ボタンをクリックします。
OSを再起動します。
64ビット版の場合は、4および5において"Systemwalker Desktop Keeper サーバ(x64)"と表示されます。
注意
"Systemwalker Desktop Keeper サーバ"をコントロールパネルから削除した場合にも3以降の手順を実施してください。
管理サーバ/統合管理サーバのアンインストール後、管理サーバ/統合管理サーバのインストールフォルダが残ります。管理サーバ/統合管理サーバインストールフォルダを手動で削除してください。
注意
データベース管理システムをアンインストールしていない場合は削除しないでください
管理サーバ/統合管理サーバのインストールフォルダの下にSystemwalker Desktop Keeperデータベース管理システムが残っている状態の場合は、絶対にSystemwalker Desktop Keeperのインストールフォルダを削除しないでください。削除した場合には、データベース管理システムが動作できなくなります。