Systemwalker Desktop Keeperのログアナライザサーバをアンインストールする方法について説明します。
注意
本項で説明する手順は、本バージョンにおける手順です。旧版をアンインストールする場合には、当該バージョンのマニュアルを参照してください。
“Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド 管理者編”の“ログの転送をスケジュールする”で、アンインストールするログアナライザサーバへのデータ転送(TRANS.bat)や、アンインストールするログアナライザサーバ上でのデータ移入(DTTOOL.EXE)を定期的に実行するために、OSにタスク登録している場合は、該当のタスクを削除します。
管理サーバ/統合管理サーバ上のログアナライザサーバ情報を削除する
アンインストールするログアナライザサーバの情報を登録している管理サーバ/統合管理サーバ上で、ログアナライザサーバ情報の登録コマンド(RegisterLAInfo.exe)を使用して、該当のログアナライザサーバの情報を削除します。
削除手順は、登録されているログアナライザサーバをすべて削除するか、一部のみ削除するかによって異なります。
登録されているログアナライザサーバをすべて削除する場合
管理サーバ/統合管理サーバに、Administratorsグループに所属するユーザー、またはDomain Adminsグループに所属するユーザーでWindowsにログオンします。
コマンドプロンプトで、以下のコマンドを実行しツールが格納されているフォルダへ移動します。
cd "[Systemwalker Desktop Keeperインストールフォルダ]¥LogAnalyzer¥TRANS"
以下のコマンドを実行し、ログアナライザサーバ情報をすべて削除します。
RegisterLAInfo.exe -d
登録されているログアナライザサーバの一部を削除する場合
管理サーバ/統合管理サーバに、Administratorsグループに所属するユーザー、またはDomain Adminsグループに所属するユーザーでWindowsにログオンします。
コマンドプロンプトで、以下のコマンドを実行しツールが格納されているフォルダへ移動します。
cd "[Systemwalker Desktop Keeperインストールフォルダ]¥LogAnalyzer¥TRANS"
以下のコマンドを実行し、ログアナライザサーバ情報をファイルに出力します。
【出力ファイルパスを“C:¥work\lasvinfo.csv”とした場合の実行例】
RegisterLAInfo.exe -e C:\work\lasvinfo.csv
手順3.で出力したファイルを編集します。
削除するログアナライザサーバの行を削除します。
以下のコマンドを実行し、ログアナライザサーバ情報を再度登録します。
【手順4.で編集したファイルパスを“C:¥work\lasvinfo.csv”とした場合の実行例】
RegisterLAInfo.exe -r C:\work\lasvinfo.csv
Systemwalker Desktop Keeperのログアナライザサーバをアンインストールする前に、データベースを削除します。データベースの削除手順は以下のとおりです。
ログアナライザユーザー(ログアナライザサーバインストール時に設定したWindowsアカウント)でWindowsにログオンします。
[スタート] /[アプリ]- [Systemwalker Desktop Keeper]-[ログアナライザ]-[運用環境保守ウィザード]を選択します。
[運用環境保守ウィザードへようこそ]画面が表示されるので、[次へ]ボタンをクリックします。
[処理の選択]画面が表示されるので、“実施する処理”に"運用環境の削除”を設定して、[次へ]ボタンをクリックしてください。
[設定内容の確認]画面が表示されるので、画面に表示されている内容に誤りがないか確認し、[次へ]ボタンをクリックしてください。
実行確認画面が表示されるので、続行する場合は、[はい]ボタンをクリックしてください。
[処理の実行]画面が表示され、データベースの削除を開始します。
処理が正常に完了すると、[処理完了]画面が表示されるので、[完了]ボタンをクリックしてください。
ログアナライザサーバをアンインストールする
続いて、ログアナライザサーバをアンインストールします。ログアナライザサーバのアンインストール手順は、以下のとおりです。
Administratorsグループに所属するユーザー、またはDomain Adminsグループに所属するユーザーでWindowsにログオンします。他のアプリケーションを使用している場合は、終了してください。
[スタート] /[アプリ]-[Fujitsu]-[アンインストールと管理(ミドルウェア)]を起動します。
[インストール済みソフトウェア]タブで、ソフトウェア名“Systemwalker Desktop Keeper ログアナライザサーバ”を選択し、[削除]ボタンをクリックします。
[Systemwalker Desktop Keeper ログアナライザサーバのアンインストール]ダイアログが表示されるので、[アンインストール]ボタンをクリックします。
アンインストール処理完了後に、[終了]ボタンをクリックします。
OSを再起動します。
64ビット版の場合は、3および4において"Systemwalker Desktop Keeper ログアナライザサーバ (x64)"と表示されます。
注意
"Systemwalker Desktop Keeper ログアナライザサーバ"をコントロールパネルから削除した場合にも2以降の手順を実施してください。
インストールフォルダを削除する
以下のフォルダがある場合は必ず削除してください。
[ログアナライザサーバインストールフォルダ]\NAVIDIC
下記注意事項に該当しない場合は、ログアナライザサーバインストールフォルダごと削除してください。
注意
ログアナライザサーバが導入されたあとから管理サーバを導入している環境で、データベース関連ファイルのインストール先をログアナライザサーバのインストールフォルダの下にしている場合、ログアナライザサーバのインストールフォルダは削除しないでください。管理サーバが動作できなくなります。
注意
アンインストール後のログアナライザユーザーについて
インストール時に新規作成したログアナライザユーザーは、ログアナライザサーバをアンインストールしても削除されません。ログアナライザユーザーを使用していないことを確認後、削除してください。
ログアナライザサーバを再インストールする場合は、上記の手順実施後、必ずOSの再起動を行ってから、再インストールを行ってください。