スケジュールサーバ環境では定期的なバックアップを行ってください。Systemwalker Operation Manager Windows Azure連携でバックアップ対象となるスケジュールサーバ環境の情報の格納先について説明します。
環境設定ファイル
環境設定コマンドセットにより設定された内容は、以下に格納されています。
[Windows Azure連携機能インストールディレクトリ]\mpjmcloud\data |
環境設定ファイルには、Windows Azureにアクセスするための大切な情報が保管されています。ファイルやフォルダは、管理者権限のユーザーのみがアクセス可能なように設定することを推奨します。
何らかの原因で設定情報が失われた場合は、再度環境設定を行ってください。
注意
セキュリティに関する注意
環境設定コマンドセットによる環境設定情報の設定/変更/削除および表示は、システム管理者の権限でのみ操作が可能です。システム管理者により操作された場合に、コマンド実行時に出力するログによって、操作者の特定はできないため、注意が必要です。
Systemwalker Operation Manager Windows Azure連携の運用をセキュアに行うために、システム管理者の人選と環境設定ファイルの管理には十分注意してください。
コマンド本体
Windows Azure連携機能のコマンドは、以下に格納されています。
[Windows Azure連携機能インストールディレクトリ]\mpjmcloud\bin |
コマンドのトレース情報
Windows Azure連携機能のコマンドが実行時に出力するトレース情報は、以下に格納されています。
[Windows Azure連携機能インストールディレクトリ]\mpjmcloud\log |
業務アプリケーションの出力結果の一時的な格納先
クラウドジョブ実行依頼コマンドにより、Windows Azure上で実行された業務アプリケーションの出力情報は、一時的に以下に保存されます。
[Windows Azure連携機能インストールディレクトリ]\mpjmcloud\spool |
クラウドジョブ実行依頼コマンドの標準出力として出力が完了すると、この配下の一時的なファイルは削除されます。
Windows Azure連携機能の管理情報の一時的な格納先
Windows Azure連携機能が使用する各種管理情報は、一時的に以下に保存されます。
[Windows Azure連携機能インストールディレクトリ]\mpjmcloud\work |
Windows Azure連携機能の各コマンドが正常終了すると、この配下の一時的なファイルは削除されます。ファイルは直接削除しないでください。