Systemwalker Operation Manager Windows Azure連携は、オンプレミス側のWindows Azure連携機能とWindows Azure側のクラウドジョブ実行エージェントから構成されます。
Systemwalker Operation Manager Windows Azure連携のシステム構成について説明します。
オンプレミス側
Systemwalker Operation Managerのスケジュールサーバ機能がインストールされた環境です。Windows Azure連携機能をインストールすることにより、Windows Azure上の業務アプリケーションの実行をスケジュール制御します。
以降の説明では、“スケジュールサーバ環境”と表記します。
インターネットを介して、Windows Azure上のロールインスタンスの制御を行ったり、Windows Azure上のクラウドジョブ実行エージェントと連携して業務アプリケーションの実行制御を行います。
Windows Azure上の業務運用を行うロールおよびサービスパッケージの作成を行う環境です。クライアントと同一マシンでも構いません。
以降の説明では、“開発環境”と表記します。
業務スケジュールを監視するクライアント機能がインストールされた環境です。業務の構築/Windows Azure上のジョブの監視・操作を行います。
Windows Azure側
ロールインスタンス上で動作し、オンプレミス側からの依頼に基づいて業務アプリケーションを実行します。
Windows Azureストレージサービスに含まれるキューやBLOBは、オンプレミス側とWindows Azure上のクラウドジョブ実行エージェント間における実行依頼、完了通知、結果の格納などジョブ実行の一連の処理に関わります。