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Systemwalker Operation Manager  Windows Azure 連携ガイド
FUJITSU Software

1.3 システム構成

Systemwalker Operation Manager Windows Azure連携は、オンプレミス側のWindows Azure連携機能とWindows Azure側のクラウドジョブ実行エージェントから構成されます。

Systemwalker Operation Manager Windows Azure連携のシステム構成について説明します。


オンプレミス側

スケジュールサーバ

Systemwalker Operation Managerのスケジュールサーバ機能がインストールされた環境です。Windows Azure連携機能をインストールすることにより、Windows Azure上の業務アプリケーションの実行をスケジュール制御します。

以降の説明では、“スケジュールサーバ環境”と表記します。

Windows Azure連携機能

インターネットを介して、Windows Azure上のロールインスタンスの制御を行ったり、Windows Azure上のクラウドジョブ実行エージェントと連携して業務アプリケーションの実行制御を行います。

開発環境

Windows Azure上の業務運用を行うロールおよびサービスパッケージの作成を行う環境です。クライアントと同一マシンでも構いません。

以降の説明では、“開発環境”と表記します。

クライアント

業務スケジュールを監視するクライアント機能がインストールされた環境です。業務の構築/Windows Azure上のジョブの監視・操作を行います。

Windows Azure側

クラウドジョブ実行エージェント

ロールインスタンス上で動作し、オンプレミス側からの依頼に基づいて業務アプリケーションを実行します。

キュー/BLOB

Windows Azureストレージサービスに含まれるキューやBLOBは、オンプレミス側とWindows Azure上のクラウドジョブ実行エージェント間における実行依頼、完了通知、結果の格納などジョブ実行の一連の処理に関わります。