名前
VMRestore.ps1 - 自動リストアの実行
実行方法
powershell scriptDir\exe\VMRestore.ps1 -vm vmName [-l logFileName] [-e]
(scriptDir は、スクリプトを解凍したフォルダです。)
機能概要
本スクリプトは、バックアップした任意の仮想マシンをリストアします。業務ボリューム上のリストア対象の仮想マシンを削除した後に、リストアボリュームに業務ボリュームのデータをリストアし、任意の仮想マシンの復旧とスナップショットの復元を行います。リストアボリューム上でリストアが完了した仮想マシンを、Cold Migrationで業務ボリュームに移動します。
本スクリプトで自動実行される処理は、「E.7 仮想マシンのリストア」の「リストアスクリプトの実行」を参照してください。
オプション
リストア対象の仮想マシン名を指定します。
スクリプトの実行ログを出力するファイル名を、絶対パスで指定します。ログ出力先のディレクトリは、事前に作成しておく必要があります。
本オプションは、-eオプションと同時に指定できます。
出力されるログの詳細は、「E.9 ログ形式とメッセージ」を参照してください。
Windowsのイベントログへログを出力します。
本オプションは、-lオプションと同時に指定できます。
終了ステータス
=0: 正常終了
>0: 異常終了
使用例
> powershell C:\Script_ETERNUS_1\exe\VMRestore.ps1 -vm VM1 -l C:\Script_ETERNUS_1\log\backup.log
注意事項
本スクリプトは、VMware vSphere PowerCLIを使用しているため、vCenterサーバとの接続時に電子認証に関する警告が表示されることがあります。この警告は、デフォルトのテスト証明書を使用する場合に表示される警告であるため、無視してください。
バックアップ処理(ETERNUS ディスクアレイ内での物理コピー)が完了していない仮想マシンは、リストアしないでください。バックアップ未完了の状態でリストアした仮想マシンは、正常に稼働しません。