スクリプトの動作環境の初期設定として、VMBackup.iniファイルの設定、パスワードの暗号化を実施します。
VMBackup.iniファイルの設定
VMBackup.iniファイル(外部定義ファイル)に、以下の情報を記述します。
パラメーター名 | 説明 |
---|---|
Server | vCenterサーバの、IPアドレスまたはサーバ名を指定します。 |
User | vCenterサーバのユーザー名を指定します。 |
VM | 本スクリプトが対象とするETERNUS ディスクアレイ上のVMのうち、バックアップ対象のすべてのVM名をカンマ(,)区切りで列挙します。VM名には、ワイルドカード(*)を使用できます。 |
LUCmdPath | AdvancedCopy Manager CCMのbinディレクトリを、フルパスで指定します。 |
以下は、VMBackup.iniファイルの記述例です。
Server=vcserver User=administrator VM=VM*,Template LUCmdPath=C:\ETERNUS_SF\CCM\bin
パスワードの暗号化
コマンドプロンプトから、PowerShellでInit.ps1(初期処理スクリプト)を実行します。以下は、実行例です。
> powershell C:\Script_ETERNUS_1\exe\Init.ps1
パスワード入力を促すメッセージが表示されます。VMBackup.iniファイルで指定したユーザーの、vCenterサーバにログインするパスワードを入力してください。
処理が正常終了すると、VMBackup.iniファイルが格納されているディレクトリに、Password.txtファイルが作成されます。
注意
vCenterサーバにログインするパスワードを変更したときは、Password.txtファイルを再作成するために、Init.ps1を再実行してください。