Interstage Job Workload Server リファレンス |
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第3章 環境定義コマンド |
btfwcrtbtenv − バッチサーバ環境のセットアップ
btfwcrtbtenv [-w]
btfwcrtbtenv
バッチサーバのバッチ実行基盤に必要な環境のセットアップを行います。
環境セットアップに必要な情報として、以下の“バッチセットアップ情報ファイル”を準備してください。
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/etc/opt/FJSVibsbc/btfwsetup.conf
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Interstage Job Workload Serverのインストールディレクトリ\ijob\etc\setup\btfwsetup.conf
“バッチセットアップ情報ファイル”の詳細は、“バッチセットアップ情報ファイル”を参照してください。
本コマンドがセットアップを行う、環境を以下に示します。
- 共通設定
- Interstageのイベントサービスのセットアップ
- バッチジョブ定義格納ディレクトリ
- バッチジョブ定義格納ディレクトリの作成
- バッチ受付サービスの環境
- ジョブスプール/ジョブログスプールの作成
- ジョブキューの作成
- バッチ実行サービスの環境
- QueueConnectionFactoryの登録
- 各種イベントチャネルの作成
- Destination定義の登録
- バッチワークユニットの作成
- イニシエータの作成
本コマンドが実行する各種コマンドの実行結果は、標準出力や標準エラー出力に出力されます。本コマンド終了後、標準出力、標準エラー出力のメッセージを確認してください。
本コマンドにおける環境設定の流れなどの詳しい情報については、“バッチサーバのセットアップコマンドの詳細”を参照してください。
また、本コマンドを使用したセットアップ全体の作業については、“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”を参照してください。
バッチジョブ定義データベースにSymfoware/RDBを利用する場合
バッチ受付サービスの環境作成処理で、「バッチジョブ定義データベース用のJDBC環境作成」処理を行います。「バッチジョブ定義データベース用のJDBC環境作成」を行う場合には、以下のように、ユーザIDの入力を促す問い合わせがあります。
Specify user ID for batch job definition DB connection. (default: btfwuser) :
ユーザIDを入力すると、以下のようにパスワードの入力を促す問い合わせがあります。
Specify password for batch job definition DB connection. :
本コマンドの標準出力をリダイレクションしていると、その契機がわからなくなるため、本コマンドの標準出力をリダイレクションしないでください。
-w
クラスタ構成の待機ノードでセットアップを実施する場合に指定します。
システム管理者(スーパユーザ)
システム管理者(Administratorsグループに所属するユーザ)
バッチサーバ環境のセットアップを行います。
# btfwcrtbtenv |
0:正常終了
上記以外:異常終了
本コマンドが異常終了した場合の対処方法については、“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”の“異常発生時の対処”を参照してください。
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