Interstage Job Workload Server リファレンス |
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第1章 概要 |
コマンドに関する注意事項を説明します。
コマンドの実行が失敗した場合、失敗した原因となるメッセージがコマンドの標準エラー出力に表示されます。このため、プログラムから直接コマンドを実行する場合には、コマンドの失敗に備えて、コマンドの復帰コードおよび標準エラー出力の結果を取得し、コマンドの実行に失敗した場合には、一時ファイルなどに保存してください。
コマンドの実行に失敗した場合には、保存した情報から原因を調査してください。
コマンドが出力するメッセージについては、“Interstage Job Workload Server メッセージ集”を参照してください。
以下のコマンドは、バッチジョブ定義データベースにSymfoware/RDBを利用する場合としない場合で、オプションなどが異なります。
分類 |
コマンド名 |
---|---|
セットアップ |
btfwcrtbtenv |
バッチジョブ定義データベース操作 |
btfwaddjobdef |
btfwgetjobdef |
|
btfwdeljobdef |
|
btfwjobdef |
バッチジョブ定義データベースにSymfoware/RDBを利用する場合の詳細は、“Interstage Job Workload Server 解説書”の“互換に関する情報”を参照してください。
クラスタ環境でコマンドを実行する場合、共用ディスクの資源が参照可能な状態で、各コマンドを実行してください。ただし、以下のコマンド実行時は、共用ディスクの資源の参照は必須ではありません。
分類 | コマンド名 | コマンド概要 | 共用ディスクをマウントしない場合の制約 |
---|---|---|---|
環境定義コマンド | btfwdeljobspl | ジョブスプールの削除 | − |
btfwdellogspl | ジョブログスプールの削除 | − | |
btfwspool | 各種スプールの設定値の表示 | ジョブスプールおよびジョブログスプールが見つからないためNot foundが表示されます。 | |
btfwdelinidef | イニシエータの削除 | − | |
btfwaltinidef | イニシエータの設定変更 | − | |
btfwdeljobdefdir | バッチジョブ定義格納ディレクトリの削除 | − | |
btfwjobdefdir | バッチジョブ定義格納ディレクトリの情報表示 | − | |
保守コマンド | btfwcollectinfo | バッチ実行基盤の調査資料採取 | 資料採取を行う場合、運用系、待機系両方で採取が必要です。 |
btfwbtgrpchk | セキュリティ権限グループの正当性確認 | − |
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