Interstage Job Workload Server リファレンス
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第1章 概要

1.3 注意事項

コマンドに関する注意事項を説明します。

■プログラムからコマンドを実行する場合の注意事項

コマンドの実行が失敗した場合、失敗した原因となるメッセージがコマンドの標準エラー出力に表示されます。このため、プログラムから直接コマンドを実行する場合には、コマンドの失敗に備えて、コマンドの復帰コードおよび標準エラー出力の結果を取得し、コマンドの実行に失敗した場合には、一時ファイルなどに保存してください。
コマンドの実行に失敗した場合には、保存した情報から原因を調査してください。


コマンドが出力するメッセージについては、“Interstage Job Workload Server メッセージ集”を参照してください。

■Windows Server(R) 2008でコマンドを実行する場合の注意事項

■バッチジョブ定義データベースにSymfoware/RDBを利用する場合の注意事項

以下のコマンドは、バッチジョブ定義データベースにSymfoware/RDBを利用する場合としない場合で、オプションなどが異なります。

分類

コマンド名

セットアップ

btfwcrtbtenv

バッチジョブ定義データベース操作

btfwaddjobdef

btfwgetjobdef

btfwdeljobdef

btfwjobdef


バッチジョブ定義データベースにSymfoware/RDBを利用する場合の詳細は、“Interstage Job Workload Server 解説書”の“互換に関する情報”を参照してください。

■クラスタ環境でコマンドを実行する場合の注意事項

クラスタ環境でコマンドを実行する場合、共用ディスクの資源が参照可能な状態で、各コマンドを実行してください。ただし、以下のコマンド実行時は、共用ディスクの資源の参照は必須ではありません。

分類

コマンド名

コマンド概要

共用ディスクをマウントしない場合の制約

環境定義コマンド

btfwdeljobspl

ジョブスプールの削除

btfwdellogspl

ジョブログスプールの削除

btfwspool

各種スプールの設定値の表示

ジョブスプールおよびジョブログスプールが見つからないためNot foundが表示されます。

btfwdelinidef

イニシエータの削除

btfwaltinidef

イニシエータの設定変更

btfwdeljobdefdir

バッチジョブ定義格納ディレクトリの削除

btfwjobdefdir

バッチジョブ定義格納ディレクトリの情報表示

保守コマンド

btfwcollectinfo

バッチ実行基盤の調査資料採取

資料採取を行う場合、運用系、待機系両方で採取が必要です。

btfwbtgrpchk

セキュリティ権限グループの正当性確認


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