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Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)
FUJITSU Software

E.7.5 クラスタアプリケーションの構成情報の設定

ホットスタンバイ機能を利用する場合は、クラスタアプリケーションの構成情報を登録する必要があります。クラスタシステムへの登録は、clrwzconfigコマンドを使用して行います。clrwzconfigコマンドはRDBシステムが動作するいずれか1つのノードで実行してください。

clrwzconfigコマンドの詳細は、“PRIMECLUSTER導入運用手引書”を参照してください。

注意

  • clrwzconfigコマンド実行後にクラスタアプリケーションの構成、ノード名、クラスタアプリケーション名、RDBシステム名などを変更した場合は、-dオプションで設定を削除した後に、再設定をしてください。

  • clrwzconfigコマンド実行後にクラスタアプリケーションを削除した場合は、-dオプションで設定を必ず削除してください。

  • clrwzconfigコマンドはroot権限で実行する必要があります。


以下にクラスタアプリケーションの構成情報の設定を行う場合と、設定を削除する場合の例を示します。

設定を行う場合

設定を行う場合は、以下のコマンドを実行してください。

# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrwzconfig

設定を削除する場合

設定を削除する場合は以下の手順で行ってください。

  1. クラスタアプリケーションの削除。

    クラスタアプリケーションの削除については、“E.7.1 設定の確認と修正”の“削除手順”を参照してください。

  2. 以下のコマンドを実行してください。

    # /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrwzconfig -d <config_name>