ホットスタンバイ機能を利用する場合は、クラスタアプリケーションの構成情報を登録する必要があります。クラスタシステムへの登録は、clrwzconfigコマンドを使用して行います。clrwzconfigコマンドはRDBシステムが動作するいずれか1つのノードで実行してください。
clrwzconfigコマンドの詳細は、“PRIMECLUSTER導入運用手引書”を参照してください。
注意
clrwzconfigコマンド実行後にクラスタアプリケーションの構成、ノード名、クラスタアプリケーション名、RDBシステム名などを変更した場合は、-dオプションで設定を削除した後に、再設定をしてください。
clrwzconfigコマンド実行後にクラスタアプリケーションを削除した場合は、-dオプションで設定を必ず削除してください。
clrwzconfigコマンドはroot権限で実行する必要があります。
以下にクラスタアプリケーションの構成情報の設定を行う場合と、設定を削除する場合の例を示します。
例
設定を行う場合
設定を行う場合は、以下のコマンドを実行してください。
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrwzconfig |
設定を削除する場合
設定を削除する場合は以下の手順で行ってください。
クラスタアプリケーションの削除。
クラスタアプリケーションの削除については、“E.7.1 設定の確認と修正”の“削除手順”を参照してください。
以下のコマンドを実行してください。
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrwzconfig -d <config_name> |