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Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)
FUJITSU Software

4.10.1 ディスク上のデータベーススペース情報一覧の作成

データベースの定義が完了したら、ディスクの媒体破壊に備えて、ディスク上のデータベーススペースの情報一覧を作成しておきます。

この情報一覧は、リカバリ時に破壊されたデータベーススペースを特定するために必要です。

ディスク上のデータベーススペース情報一覧は、データベーススペースを新規に定義したとき、および、定義を変更したときに作成してください。

Solaris、Linuxの場合

データベーススペースの情報一覧は、データベーススペースを割り付けているデバイスによって異なります。

ローデバイスに割り付けている場合

ユーザログテーブルのデータベース名、データベーススペース名、およびローデバイス名が必要です。

ファイルまたはネットワークファイルに割り付けている場合

ユーザログテーブルのデータベース名、データベーススペース名、およびファイルの絶対パス名が必要です。

ディスク管理製品のボリュームに割り付けている場合

ユーザログテーブルのデータベース名、データベーススペース名、およびボリューム名が必要です。

ローデバイスにデータベーススペースを割り付けた場合の情報一覧の例を以下に示します。

ULOG_DB.DBSP_1 /dev/rdsk/c3t1d0s3
ULOG_DB.DBSP_2 /dev/rdsk/c3t1d0s4

ULOG_DB.DBSP_1 /dev/raw/raw10
ULOG_DB.DBSP_2 /dev/raw/raw11

◆Windowsの場合

データベーススペースの情報一覧は、データベース名、データベーススペース名、ファイルの絶対パス名が必要です。

ディスク上のデータベーススペース情報一覧の作成例を以下に示します。

[ディスク上のデータベーススペース情報一覧]

ULOG_DB.DBSP_1 E:\SFWD\RDB\USR\DBSP\DBSP_1
ULOG_DB.DBSP_2 E:\SFWD\RDB\USR\DBSP\DBSP_2
ULOG_DB.DBSP_3 F:\SFWD\RDB\USR\DBSP\DBSP_3
ULOG_DB.DBSP_4 F:\SFWD\RDB\USR\DBSP\DBSP_4