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ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.0 説明書
FUJITSU Storage

20.2.2 Oracle定義ファイル (rmfo_database.ini)

Oracle環境についての情報を指定する環境設定ファイルを「Oracle定義ファイル」と呼びます。

Oracle定義ファイルは、以下のファイルパス名で作成してください。

installdir\conf\work\confname\rmfo_database.ini

installdir : 本製品のインストールフォルダー
confname : 環境設定名

注意

環境設定名には、「20.2.1 基本情報ファイル (rmfo_system.ini)」の「CONF_NAME」に設定する値と同じ値を使用してください。

Oracle定義ファイルには、1行につき1つのパラメーターを指定します。

各行は、パラメーター名とパラメーターを「=(等号)」で区切って、以下の形式で指定します。

パラメーター名=パラメーター値

Oracle定義ファイルに設定するパラメーターを、以下に示します。

パラメーター名

説明

パラメーター値

ORA_DB_NAME

データベース名

ターゲットデータベースのデータベース名を指定してください。

  • 設定可能な文字は、半角英数字と一部の記号(「_」、「#」、「$」)です。

  • 最大長は8文字です。

  • 半角英字で始まる値を指定してください。

ORA_VL

Oracle Version

ターゲットデータベースのOracle Versionを、以下の1桁の数値で指定してください。

  • 1 : 11.2.0

  • 2 : 12.1.0

ORA_E

Oracle Edition

ターゲットデータベースのOracle Editionを、以下の数値で指定してください。

  • 1 : Standard Edition(Standard Edition Oneを含みます。)

  • 2 : Enterprise Edition

ORA_HOME

ORACLE_HOME

ターゲットデータベースのOracleホームを絶対パスで指定してください。

  • 指定可能な文字は、半角英数字および、「_」、「\」、「-」、「:」、「.」です。

  • 128文字以内を推奨します。

  • パスの最後に「\」を入れないでください。

ORA_GRID_HOME

Gridホーム

基本情報ファイル」の「データベースファイル種別」が「3:ASM」の場合のみGridホームを絶対パスで指定してください。

  • 指定可能な文字は、半角英数字および、「_」、「\」、「-」、「:」、「.」です。

  • 128文字以内を推奨します。

  • パスの最後に「\」を入れないでください。

注意

  • すべてのパラメーター名を記載してください。

  • パラメーター値を記載しない場合も、“パラメーター名=”まで記載してください。

  • 「=」(等号)の前後に、空白およびタブを入れないでください。

  • 空行を入れないでください。