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ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.0 説明書
FUJITSU Storage

9.4.5 【CUI操作】オンライン物理コピー状態通知機能

オンライン物理コピー状態通知機能のコマンド操作手順を説明します。

ポイント

  • オンライン物理コピー状態通知機能は、画面からの操作はできません。コマンドでの操作のみとなります。

  • バックアップ方法にRMANを選択している場合は、オンライン物理コピー状態通知コマンドは使用できません。

  1. Administratorユーザーでログインします

    データベースサーバにAdministratorユーザーでログインします。

  2. オンライン物理コピー状態通知コマンドを実行します

    • オンラインバックアップの物理コピーの場合

    上記のケースで現在の物理コピー進捗状況を知りたい場合は、以下のようにオンライン物理コピー状態通知コマンドを実行してください。
    物理コピー状況が表示されます。

    installdir\bin\rmfoacmstat confname -b

    installdir : 本製品のインストールフォルダー
    confname : 環境設定名

    物理コピーが完了するまで待つ場合は、以下のようにオンライン物理コピー状態通知コマンドを実行してください。
    コマンド処理内で物理コピー状況が定期的にチェックされ、物理コピーが完了するとコマンドが終了します。

    installdir\bin\rmfoacmstat confname -b -w s

    installdir : 本製品のインストールフォルダー
    confname : 環境設定名
    s : チェック間隔(秒)。省略時は180秒

    • オンラインリストアの物理コピーの場合

      上記のケースで現在の物理コピー進捗状況を知りたい場合は、以下のようにオンライン物理コピー状態通知コマンドを実行してください。
      物理コピー状況が表示されます。

      installdir\bin\rmfoacmstat confname -r n

      installdir : 本製品のインストールフォルダー
      confname : 環境設定名
      n : バックアップ世代番号

      物理コピーが完了するまで待つ場合は、以下のようにオンライン物理コピー状態通知コマンドを実行してください。
      コマンド処理内で物理コピー状況が定期的にチェックされ、物理コピーが完了するとコマンドが終了します。

      installdir\bin\rmfoacmstat confname -r n -w s

      installdir : 本製品のインストールフォルダー
      confname : 環境設定名
      n : バックアップ世代番号
      s : チェック間隔(秒)。省略時は180秒

    参照

    オンライン物理コピー状態通知コマンドの詳細については、「第16章 コマンド」を参照してください。

  3. 実行結果を確認します

    コマンド処理が完了すると、処理終了メッセージが表示されます。
    コマンド終了ステータス、および、処理終了メッセージで、コマンドの処理結果を確認してください。

    エラーの場合は、実行ログを確認して、エラーの原因調査、および、対応を行ってください。