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ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.0 説明書
FUJITSU Storage

9.1.4 【RAC構成】オンラインアーカイブログバックアップ運用


図9.4 【RAC構成】オンラインアーカイブログバックアップ運用


  1. 【前作業】RAC環境の確認

    RAC環境に対して、以下を確認してください。

    <Oracle Clusterwareの起動確認>

    RAC構成時に、実行ノードでOracle Clusterwareの起動状態であることを確認してください。

    ⇒操作方法:Oracle Clusterwareの起動確認方法


  2. 【前作業】ターゲットデータベースの確認・操作

    ターゲットデータベースに対して、以下を確認・操作してください。

    <アーカイブログモードの確認>

    ターゲットデータベースのアーカイブログモードがARCHIVELOGモードであることを確認してください。

    ⇒操作方法:アーカイブログモードの確認方法

    <データベースインスタンス起動状態の確認>

    ターゲットデータベースのインスタンス起動状態がOPEN状態であることを確認してください。

    ⇒操作方法:データベースインスタンス起動状態の確認方法(RAC構成)

    <アーカイブログ出力先の確認>

    実行ノードで、ターゲットデータベースのアーカイブログ出力先にアクセスできることを確認してください。

    ポイント

    以下の観点で確認してください。

    • ターゲットデータベースのアーカイブログが多重化されている場合、実行ノードから多重化されたすべてのアーカイブログ出力先を参照できることを確認してください。

    • RAC構成の場合、実行ノードからすべてのクラスタ構成ノードのアーカイブログ出力先を参照できることを確認してください。

    参照

    • 確認方法については、「Oracle Database管理者ガイド」を参照して、検討してください。


  3. 【前作業】ASM環境の確認・操作

    ASM環境に対して、以下を確認・操作してください。

    <ASMインスタンス起動状態の確認>

    ASM環境の場合、実行ノードでASMインスタンスが起動状態であることを確認してください。

    ⇒操作方法:ASMインスタンス起動状態の確認

    <ASMディスク・グループのマウント状態の確認>

    バックアップ対象資源が配置されているすべてのASMディスク・グループが、実行ノードではマウントされていることを確認してください。

    ⇒操作方法:ASMディスク・グループのマウント状態の確認方法


  4. アーカイブログバックアップの取得

    オンラインアーカイブログバックアップ機能を使用して、データベースのバックアップを取得してください。

    ⇒コマンドでの操作:9.4.2 【CUI操作】オンラインアーカイブログバックアップ機能
    ⇒画面からの操作:9.3.3 【GUI操作】オンラインアーカイブログバックアップ機能


  5. 不要なアーカイブログの削除

    以下の場合、オンラインアーカイブログ削除機能を使用して、不要なアーカイブログを削除してください。

    • オンライン運用環境設定でアーカイブログの自動削除を無効にしている場合

    • オンライン運用環境設定でアーカイブログの自動削除を有効にしているが、「4. アーカイブログバックアップの取得」と併用でアーカイブログを削除したい場合

    ⇒コマンドでの操作:9.4.3 【CUI操作】オンラインアーカイブログ削除機能
    ⇒画面からの操作:9.3.4 【GUI操作】オンラインアーカイブログ削除機能