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ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.0 説明書
FUJITSU Storage

4.3.1 フォルダー

本製品では、本製品で自動的にいくつかのフォルダーを作成しますが、以下のフォルダーは作成しません。
利用者は各作業を行う前にフォルダーを作成してください。

インストールまでに作成する必要のあるフォルダー
  • インストールフォルダー

    本製品をインストールするフォルダーです。
    インストール時のデフォルト(<システムドライブ>:\Win32app)から変更する場合に必要になります。


環境設定までに作成する必要のあるフォルダー
  • 環境設定ファイル格納フォルダー

    オンライン運用環境設定ファイルやオフライン環境設定ファイルを配置するフォルダーです。
    コマンドで環境設定を行う場合に必要になります。
    本製品のインストール後に作成してください。
    ”<インストールフォルダー>\conf\work”直下に、環境設定名のフォルダーを作成してください。

    参照

    「環境設定名」の命名規約については「第19章 環境設定情報」または「第20章 環境設定ファイル」を参照してください。

  • SWSTGNODE設定ファイル格納フォルダー

    SWSTGNODE設定ファイルを配置するフォルダーです。
    ACMの論理ノードをクラスタ登録した環境を使用する場合や、ACMインストール先が「C:\Win32app\AdvancedCopyManager」以外の場合などに必要になります。
    本製品のインストール後に作成してください。
    ”<インストールフォルダー>\conf\user”直下に、環境設定名のフォルダーを作成してください。

    参照

  • RMfO管理領域フォルダー

    RMfO管理領域を配置するフォルダーです。
    すべての運用で必要となります。
    オンライン運用環境設定、および、オフライン環境設定で指定します。

  • データファイルバックアップ領域フォルダー(RMAN)

    データファイルバックアップ領域を配置するフォルダーです。
    オンライン系の運用で、かつ、バックアップ方法がRMANの場合に必要となります。
    オンライン運用環境設定で指定します。

  • 制御ファイルバックアップ領域フォルダー

    制御ファイルバックアップ領域を配置するフォルダーです。
    オンライン系の運用で必要となります。
    オンライン運用環境設定で指定します。

  • アーカイブログバックアップ領域フォルダー

    アーカイブログバックアップ領域を配置するフォルダーです。
    オンライン系の運用で必要となります。
    オンライン運用環境設定で指定します。

  • SPFILEバックアップ領域フォルダー

    SPFILEバックアップ領域を配置するフォルダーです。
    オンライン系の運用で必要となります。
    オンライン運用環境設定で指定します。


注意

上記のRMfO管理領域フォルダー、および、バックアップ領域フォルダーに関しては、本製品専用のものを用意することを推奨します。
また、指定フォルダー配下では、本製品の処理内で、以下のフォルダーの作成・削除を行います。そのため、指定フォルダー配下には、以下のフォルダー名のユーザー資産を配置しないでください。

  • catalog

  • conf

  • info

  • rmfobkdbf

  • rmfobkctl

  • rmfobkarch

  • rmfobkspf