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ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.0 説明書
FUJITSU Storage

4.2.2 ファイル形式

本製品では、以下のファイル形式をサポートしています。



参照


ターゲットデータベース領域

ターゲットデータベース領域の格納領域に指定できるファイル形式は、データベース運用体系により異なります。


シングル構成の場合(オンライン系・オフライン系共通)
  • ファイルシステムは、すべての領域で指定できます。

  • RAWデバイスは、すべての領域で指定できません。

  • ASMは、すべての領域で指定できません。

  • シンボリックリンク(フォルダー)は、すべての領域で指定できます。


RAC構成の場合
  • ファイルシステムは、すべての領域で指定できません。

  • RAWデバイスは、すべての領域で指定できません。

  • ASMは、すべての領域で指定できます。

  • シンボリックリンク(フォルダー)は、すべての領域で指定できません。

注意

  • RAC構成時は、実行ノードからすべてのクラスタノードのアーカイブログ出力領域が参照できる必要があります。また、バックアップ対象データベースのアーカイブログ出力先を多重化している場合、すべての多重化されたアーカイブログ出力先が、実行ノードから参照できる必要があります。



管理領域・作業領域・バックアップ領域

管理領域、作業領域、および、バックアップ領域に指定できるファイル形式は、オンライン系・オフライン系の運用により異なります。

オンライン系の運用の場合(シングル構成・RAC構成共通)
  • ファイルシステムは、スナップショット制御ファイル領域以外で、かつ、データファイルバックアップ領域(ACM)以外で指定できます。

  • RAWデバイスは、データファイルバックアップ領域(ACM)で指定できます。

  • ASMは、スナップショット制御ファイル領域のみで指定できます。

  • シンボリックリンク(ディレクトリ)は、すべての領域で指定できません。


オフライン系の運用の場合(シングル構成・RAC構成共通)
  • ファイルシステムは、RMfO管理領域のみ指定できます。

  • RAWデバイスは、オフラインバックアップ領域のみ指定できます。

  • ASMは、すべての領域で指定できません。

  • シンボリックリンク(ディレクトリ)は、すべての領域で指定できません。