本書の目的
本書は、ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.0の使用方法について説明しています。
ETERNUS SF Recovery Manager for Oracleは、富士通株式会社が提供する、Oracleデータベースのバックアップおよびリカバリーを行うソフトウェア製品です。
本書は、Windows版を対象としています。
本書の読者
本書は、ETERNUS SF Recovery Manager for Oracleを使用してOracleデータベースの管理を行うシステム管理者を対象としています。
本書を読むためには、以下の知識が必要です。
オペレーティングシステムに関する基本的な知識
Oracleデータベースの管理を行うための知識
本書は、読者に、上記の知識があることを前提としていますので、一部の用語については説明を省いています。
本書の構成
本書は、以下の構成となっています。
本製品の概要について説明しています。
運用方法や機能についての概要を説明しています。
本製品を導入するに当たり、事前に設計すべき事項について、順番に説明しています。
ハードウェア/ソフトウェア動作条件について説明しています。
本製品を使用したデータベースのバックアップ・復旧運用に関する設計項目と注意事項について説明します。
本製品の導入環境(サーバ、OS、ディスク)に関する設計項目と注意事項について説明しています。
バックアップ・復旧運用において本製品の機能を使用するに当たり、事前に設計・注意すべき項目について説明しています。
本製品の導入手順について説明しています。
本製品のインストールとアンインストールの手順について説明しています。
本製品でオンライン系の運用を行う場合の、運用環境設定手順について説明しています。
本製品でオフライン系の運用を行う場合の、運用環境設定手順について説明しています。
本製品によるデータベースのバックアップ運用手順について説明しています。
本製品でオンラインバックアップ系の運用を行う場合の手順について説明しています。
本製品でオフラインバックアップ系の運用を行う場合の手順について説明しています。
本製品によるデータベースの復旧運用手順について説明しています。
本製品でオンライン復旧系の運用を行う場合の手順について説明しています。
本製品でオフライン復旧系の運用を行う場合の手順について説明しています。
本製品によるデータベースのバックアップ・復旧運用中に、システムの保守作業が発生した場合の対処方法について説明しています。
Oracle Databaseのソフトウェアや、データベースの保守作業を行う場合に、本製品で行うべき対処について説明しています。
サーバやディスクの保守作業を行う場合に、本製品で行うべき対処について説明しています。
本製品の機能でエラーが発生した場合に、システム管理者のトラブルシューティングや、製品サポートへの問い合わせで必要となる情報について説明しています。
本製品を使用する際に参考となる詳細情報について説明しています。
本製品が提供するコマンドについて説明しています。
本製品で使用されるメッセージについて説明しています。
本製品で出力される実行ログについて説明しています。
導入時の運用環境設定で画面から設定する環境設定情報について説明しています。
導入時の運用環境設定で作成する環境設定ファイルについて説明しています。
本製品のエディション間の機能差や機能の提供方式(画面/コマンド)について一覧にまとめています。
ディスク資源配置について一覧にまとめています。
環境設定情報の細かい設定条件について説明しています。
本製品の V15.x からのアップグレード手順について説明しています。
関連製品のマニュアル
本書を読む際に、必要に応じて以下のマニュアルをお読みください。
Oracle Database概要
Oracle Database管理者ガイド
Oracle Databaseリファレンス
Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド
Oracle Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド
Oracle Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド
Oracle Automatic Storage Management管理者ガイド
ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 解説書
ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入ガイド
ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド
ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド
本書の表記について
富士通ストレージシステム ETERNUS のSAN対応ディスクアレイ装置(ETERNUS DX60/DX80/DX90、ETERNUS DX400 series、ETERNUS DX8000 seriesなど)を、“ETERNUS”または“ETERNUSシリーズ”と略しています。
ETERNUS SF AdvancedCopy Manager は、“AdvancedCopy Manager”または“ACM”と記載することがあります。
ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle は、“Recovery Manager for Oracle”または“RMfO”と記載することがあります。
Recovery Manager for Oracle EE を、“EE版”または“EE”と略しています。
Recovery Manager for Oracle SE を、“SE版”または“SE”と略しています。
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard、Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise、Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenterを、“Windows Server 2008 R2”と略しています。
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 StandardおよびMicrosoft(R) Windows Server(R) 2012 Datacenterを、“Windows Server 2012”と略しています。
Windows Server 2008 R2およびWindows Server 2012を、“Windows”と記載することがあります。
Windows上で動作する Recovery Manager for Oracle を、“Windows版 Recovery Manager for Oracle”または“Windows版”と略しています。
特に注意すべき事項には以下の記号が付いています。
注意
注意事項について説明します。
ポイント
ポイントとなる内容について説明します。
参照
詳しい説明などの参照先について説明します。
例
例題を用いて説明します。
参考
参考となる情報について説明します。
輸出管理規制について
本ドキュメントを輸出又は提供する場合は、外国為替及び外国貿易法及び米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上、必要な手続きをおとり下さい。
登録商標について
Windows、Internet Explorerは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
VMware は、米国およびその他の地域における VMware,Inc の登録商標または商標です。
Oracle とJava は、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。
文中の社名、商品名などは各社の商標または登録商標である場合があります。
本資料に記載されているシステム名、製品名などには、必ずしも商標表示を付記していません。
お願い
本書を無断で他に転載しないでください。
本書は予告なしに変更されることがあります。
出版年月および版数
版数 | 出版年月 | マニュアルコード |
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初版 | 2014年1月 | B1FN-5985-01Z0(00) |
著作権表示
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