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HA Database Ready 業務開発ガイド(Native SQL編)
FUJITSU Integrated System

1.1.4 DB管理モードの開始

DB管理モードは、データベースの定義および創成を行うためのモードです。

業務停止した後、DB管理モードを開始してください。

DB管理モードの開始は、いずれかのノードで、以下を実行します。

# /opt/FJSVaplamdb/bin/dbmngstart

注意

  • 実行中のアプリケーションが存在した場合、コネクションは強制切断されアプリケーションにエラーが返却されます。

  • DB管理モード中はアプリケーションからのコネクション接続ができません。

  • DB管理モード中に片方のノードに、サーバのダウンなどの障害が発生した場合、DB管理モードを終了してからリカバリーしてください。その場合には、障害が発生していないノードとデータベースの定義およびデータが一致した状態にリカバリーされます。

  • DB管理モード中に両方のノードに、サーバのダウンなどの障害が発生した場合、DB管理モードを終了せずにリカバリーしてください。その場合には、DB管理モードの開始時点にリカバリーされます。

  • DB管理モード中は、バックアップができません。また、DB管理モードを開始すると実行中のバックアップは、キャンセルされます。

参照

DB管理モードが開始されているかは、dxinfコマンドを使用して確認してください。

以下の手順で確認できます。

  1. 両方のノードでdxinf -s を実行

  2. 表示された情報の“Status”の値が両方のノードとも“N”の場合、DB管理モードが開始されています。

dxinfコマンドの詳細は、“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。