従系サーバでの作業手順を説明します。
Windows版の場合
以下の手順で解除の設定を行い、従系サーバの解除およびデータベースの削除を行います。
構成情報の変更通知
二重化の従系だった運用管理サーバを、運用管理サーバ二重化から解除した場合、解除したことを以下のコマンドで、従系サーバから主系サーバに通知します。
本コマンドは、運用管理サーバ二重化のサーバ間が、常時接続で接続されている場合は不要です。
opaconstat -d |
[Systemwalker Centric Manager]-[ツール]-[運用環境の保守]を起動します。
→[運用環境保守ウィザード]ダイアログボックスが表示されます。
[次へ]ボタンをクリックします。
→[処理の選択]ダイアログボックスが表示されます。
以下の項目を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
[実施する処理]
[運用環境の削除]を指定します。
→[環境削除]ダイアログボックスが表示されます。
以下の項目を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
[削除するデータベース]
すべてのデータベースを指定してください。
→[設定内容の確認]ダイアログボックスが表示されます。
[設定内容の一覧]で設定内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
→[処理の実行]ダイアログボックス、および[処理完了]ダイアログボックスが表示されます。
[完了]ボタンをクリックします。
ポイント
今後、Systemwalker Centric Managerを使用しない場合は、アンインストールを行ってください。アンインストール方法については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。
通常の運用管理サーバとして運用する場合は、再度環境構築を行ってください。
UNIX版の場合
構成情報の変更通知
二重化の従系だった運用管理サーバを、運用管理サーバ二重化から解除した場合、解除したことを以下のコマンドで、従系サーバから主系サーバに通知します。
本コマンドは、運用管理サーバ二重化のサーバ間が、常時接続で接続されている場合は不要です。
/opt/systemwalker/bin/opaconstat -d |
Systemwalker Centric Managerの停止
以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerを停止します。
/opt/systemwalker/bin/pcentricmgr |
詳細については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。
運用管理サーバ二重化の設定解除
運用管理サーバ二重化の設定を解除します。以下のコマンドを実行してください。
/opt/systemwalker/bin/MpFwSetDup -f rem -a |
注意
本コマンドで、運用管理サーバ二重化運用から解除された従系サーバでは、Systemwalker Centric Managerのアンインストールを行うか、フレームワークデータベースを削除します。そのまま運用すると、同一ノードを管理する運用管理サーバが複数台存在するため、正しく運用できない場合があります。
ポイント
今後、Systemwalker Centric Managerを使用しない場合は、アンインストールを行ってください。アンインストール方法については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。
通常の運用管理サーバとして運用する場合は、再度環境構築を行ってください。