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Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ二重化ガイド(連携型)
FUJITSU Software

5.4.1 全データのリストア

運用管理サーバ二重化運用をしている運用管理サーバの全データのリストアを行う場合は、通常の運用管理サーバと同じ手順でリストアします。

ポイント

IPアドレス、ホスト名の異なるサーバにリストアする場合は、“サーバ環境(IPアドレス、ホスト名)を変更する”を参照してください。

注意

  • 以下のバックアップ資源は、リストアをすることができません。

    • 異なるOSのバックアップ資源

    • インストール種別が異なるバックアップ資源

    • インストールドライブ、インストールディレクトリが異なるバックアップ資源

    • 異なるバージョンレベルのバックアップ資源

  • バックアップ元のサーバと、リストアするサーバのSystemwalker Centric Manager用のユーザ情報を同一にしてください。

  • Systemwalker共通ユーザー管理機能を使用する場合、接続先のSystemwalker認証リポジトリはバックアップ元のサーバとリストアするサーバで同一にしてください。

  • バックアップデータを異なるサーバでリストアする場合

    リモート操作を利用している場合は、ユーザ名が変更されます。元のユーザ名を再設定してください。リモート操作の定義方法については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。

  • 監視機能をリストアする場合

    運用環境を一度削除してから、運用環境の復元を行ってください。

バックアップしたデータを、リストアするサーバに移し、リストアの作業を実施します。

注意

二重化(連携型)の全データリストアではリストアコマンド(mprsc)に“-s”を指定する必要があります。“-s”オプションは同一サーバでバックアップしたデータをリストアする場合に指定するオプションです。このオプションを指定しないと、二重化に必要な設定情報がリストアされません。

主系サーバへのリストア

リストア方法の詳細は、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

従系サーバへのリストア

リストア方法の詳細は、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

従系サーバへのリストア完了後、ポリシー情報を復元するために主系サーバとの同期を行います。

同期方法については、“構成情報/ポリシーの同期”を参照してください。