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Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ二重化ガイド(連携型)
FUJITSU Software

1.1 運用管理サーバ二重化システム(連携型)での運用管理

運用管理サーバ二重化システム(連携型)とは、複数の運用管理サーバで、同一のシステムを運用管理することにより、監視業務の高可用性を実現するシステムです。

運用管理サーバ二重化システムを導入することにより、監視業務の停止時間を最小限にとどめ、高い稼働率で運用管理できます。

運用管理サーバ二重化システム(連携型)のイメージ図を以下に示します。イメージ図では、主系サーバがダウンしたあとも、従系サーバで監視業務を継続しています。

監視

運用管理サーバ二重化システム(連携型)では、被監視対象のシステムで、トラブルが発生したときに、主系サーバおよび従系サーバにメッセージが通知されます。これにより、主系サーバがダウンしても従系サーバで、監視業務を継続できます。

また、主系サーバおよび従系サーバに通知されたメッセージは、対処連携機能により、主系サーバまたは従系サーバのどちらか一方で対処することで、他方のメッセージも対処できます。

ポイント

主系サーバにトラブルが発生し、復旧に時間がかかる場合、従系サーバを主系サーバに変更し、監視業務を継続することも可能です。トラブル時の復旧方法については、“復旧”を参照してください。

配付

運用管理サーバ二重化システム(連携型)の場合、資源配付機能の運用は、以下のように行います。

資産管理

資産管理の情報を参照、管理する場合は主系サーバにSystemwalker Webコンソールを接続します。