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Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド
FUJITSU Software

3.3.12 各種サービスの起動

以下の順番で各種サービスを起動します。

  1. SystemWalker/OperationMGR 5.0以降がインストールされている場合
    SystemWalker/OperationMGRを起動します。

  2. syslog連携機能を有効にする
    別のコンピュータへバージョンアップする場合に必要な手順です。

  3. Systemwalker Centric Managerのデーモンの起動

各種サービスの起動手順は、以下のとおりです。

SystemWalker/OperationMGRの起動

SystemWalker/OperationMGR 5.0以降がインストールされている場合は、SystemWalker/OperationMGRを起動します。

/opt/systemwalker/bin/soperationmgr

soperationmgrコマンドの詳細は、Systemwalker Operation Managerのマニュアルを参照してください。

syslog連携機能の設定

syslog連携機能を以下の手順で有効にします。

  1. 以下のコマンドにより、syslog連携機能を起動します。

    /opt/systemwalker/bin/stropasyslog

  2. 監視を行うため、syslogdまたはrsyslogdにsyslog連携機能が起動したことを通知してください。

    【Red Hat Enterprise Linux 6.3 以降の場合】

    rsyslogサービスを再起動します。

    service rsyslog restart

    【Red Hat Enterprise Linux 6.0/Red Hat Enterprise Linux 6.1/Red Hat Enterprise Linux 6.2 の場合】

    以下のように、rsyslogdに対してHUPシグナルを送ります。

    ps -ef | grep rsyslogd

    kill -HUP <上記で求めたプロセスID>

    【Red Hat Enterprise Linux 6 以外のLinuxの場合、Solaris 9以前のSolarisの場合、およびSolaris 10以降でZoneを作成していない場合】

    以下のように、syslogdに対してHUPシグナルを送ります。

    # ps -ef | grep syslogd

    # kill -HUP <上記で求めたプロセスID>

    【Solaris 10以降でZoneを作成している場合】

    syslog連携機能を起動したZoneのsyslogdをZone名で特定し、HUPシグナルを送ります。

    なお、ログインしているZoneのZone名は、“/usr/bin/zonename”コマンドで確認できます。

    # ps -Zef | grep syslogd | grep `/usr/bin/zonename`

    # kill -HUP <上記で求めたプロセスID>

注意

syslog連携機能停止中のメッセージについての注意事項

syslogdまたはrsyslogdの再起動を行った場合、syslogdまたはrsyslogdが停止している間に発生したメッセージはsyslogdまたはrsyslogdで処理されない場合があります。

また、syslog連携機能を停止している間に、syslogdまたはrsyslogdとの接続が切断されたことをあらわすメッセージが出力される場合があります。上記手順を行うことで復旧しますので、そのメッセージは無視してください。

Systemwalker Centric Managerのデーモンの起動

以下のコマンドにより、Systemwalker Centric Managerのデーモンを起動します。

/opt/systemwalker/bin/scentricmgr

scentricmgr(サービス/デーモンの起動コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。