公開ディレクトリと、共通ユーザー情報を格納するユーザー格納先ディレクトリを決定します。
公開ディレクトリ
InterstageディレクトリサービスやActive Directoryに接続するための初期ディレクトリです。Systemwalker認証リポジトリとして、公開ディレクトリ配下を使用します。
ユーザー格納先ディレクトリ
Systemwalkerを利用できるユーザー情報を格納するディレクトリです。ユーザー登録や検索などを行う場合のベースになるディレクトリです。
ツリー設計の例を以下に示します。
Systemwalker認証リポジトリにInterstage ディレクトリサービスを使用した場合
Interstageディレクトリサービスを使用する場合は、公開ディレクトリだけを決定します。
ユーザー格納先ディレクトリは、公開ディレクトリ配下にou=Userとして作成されます。
公開ディレクトリとユーザー格納先ディレクトリの設定例を以下に示します。
下図のような構成の場合、公開ディレクトリを以下のように決定します。
公開ディレクトリ:ou=Systemwalker,o=fujitsu,dc=com
ユーザー格納先ディレクトリは、以下に作成されます。
ユーザー格納先ディレクトリ:ou=User,ou=Systemwalker,o=fujitsu,dc=com
Systemwalker認証リポジトリにActive Directoryを使用した場合
Active Directoryを使用する場合、公開ディレクトリとユーザー格納先ディレクトリを決定します。
公開ディレクトリとユーザー格納先ディレクトリの設定例を以下に示します。
下図のような構成の場合、公開ディレクトリとユーザー格納先ディレクトリを以下のように決定します。
公開ディレクトリ:dc=fujitsu,dc=com
ユーザー格納先ディレクトリ:ou=システム運用課,ou=システム情報部,dc=fujitsu,dc=com