KeepAliveディレクティブやKeepAliveTimeoutディレクティブなどを使用して、HTTP Keep-Alive機能を設定します。
設定例を以下に示します。
例
HTTP Keep-Alive機能を有効とし、タイムアウト「15秒」、許可するリクエスト「無制限」を設定する場合
KeepAlive On KeepAliveTimeout 15 MaxKeepAliveRequests 0
注意
HTTP Keep-Alive機能を有効に設定しても、以下のいずれかの条件に該当する場合、HTTP Keep-Alive機能は無効となります。
クライアントに、以下のいずれかのステータスコードで応答を返す場合
400(Bad Request)
408(Request Time-out)
411(Length Required)
413(Request Entity Too Large)
414(Request-URI Too Large)
500(Internal Server Error)
501(Not Implemented)
503(Service Temporarily Unavailable)
MaxKeepAliveRequestsディレクティブで設定するリクエスト数に「1」以上の値を指定し、同一TCPコネクション内で「リクエスト数+1」のリクエスト処理が完了した場合
HTTPリクエストヘッダのConnectionヘッダフィールドに、「Connection: close」が指定されている場合
HTTPリクエストヘッダのConnectionヘッダフィールドに、「Connection: Keep-Alive」が指定されていない場合(HTTPのバージョンが「HTTP/1.0」の場合)
クライアントからTCPコネクションが切断された場合
参照
トレースログにより、HTTP Keep-Alive機能の接続保持時間を確認できます。HTTP Keep-Alive機能の接続保持時間の確認方法については、「4.2.3 トレースログ」-「出力項目」の「参考」を参照してください。
参考
関連ディレクティブ
KeepAlive
KeepAliveTimeout
MaxKeepAliveRequests