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Interstage Application Server マルチシステム運用ガイド
FUJITSU Software

6.2.1 CORBAサービスのHTTPトンネリング

  マルチシステム機能を使用した環境におけるCORBAサービスのHTTPトンネリングの運用方法について、デフォルトシステムと拡張システムでの違いを説明します。
  HTTPトンネリングを拡張システムで運用する場合、以下の操作に違いがあります。

  なお、HTTPトンネリングの運用方法の詳細については、“セキュリティシステム運用ガイド”を参照してください。

HTTPプロキシサーバ使用時の設定

  プレインストール型ランタイム(Portable-ORB以外の実行環境)において、HTTPプロキシサーバを経由したHTTPトンネリングを行う場合、CORBAサービスのconfigファイルに以下の設定が必要です。

  なお、拡張システムでは、CORBAサービスのconfigファイルは以下のパスに格納されています。

  /var/opt/FJSVisas/system/システム名/FSUNod/etc

  http_proxy_use

  HTTPトンネリング機能の使用する(yes)/しない(no)を指定します。

  http_proxy

  HTTPプロキシサーバのホスト名を指定します。

  http_proxy_port

  HTTPプロキシサーバのポート番号を指定します。

  拡張システムのHTTPトンネリングの運用で、HTTPプロキシサーバを使用する場合

  /var/opt/FJSVisas/system/システム名/FSUNod/etc/config
    http_proxy_use = yes
    http_proxy = proxy.xxx.com
    http_proxy_port = 8080