マルチシステム機能を使用した環境におけるCORBAサービスのHTTPトンネリングの運用方法について、デフォルトシステムと拡張システムでの違いを説明します。
HTTPトンネリングを拡張システムで運用する場合、以下の操作に違いがあります。
HTTPプロキシサーバ使用時の設定(configファイルの格納場所)
なお、HTTPトンネリングの運用方法の詳細については、“セキュリティシステム運用ガイド”を参照してください。
HTTPプロキシサーバ使用時の設定
プレインストール型ランタイム(Portable-ORB以外の実行環境)において、HTTPプロキシサーバを経由したHTTPトンネリングを行う場合、CORBAサービスのconfigファイルに以下の設定が必要です。
なお、拡張システムでは、CORBAサービスのconfigファイルは以下のパスに格納されています。
/var/opt/FJSVisas/system/システム名/FSUNod/etc |
HTTPトンネリング機能の使用する(yes)/しない(no)を指定します。
HTTPプロキシサーバのホスト名を指定します。
HTTPプロキシサーバのポート番号を指定します。
拡張システムのHTTPトンネリングの運用で、HTTPプロキシサーバを使用する場合
/var/opt/FJSVisas/system/システム名/FSUNod/etc/config |
configファイルの新しい設定値を有効にするためには、CORBAサービスを再起動してください。
Portable-ORBを使用する場合は、Webブラウザに設定されているプロキシサーバを使用するため、設定は必要ありません。