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Interstage Application Server マルチシステム運用ガイド
FUJITSU Software

3.3.1 クラスタ運用の設計

  マルチシステム機能を使用して、PRIMECLUSTERを使用した相互待機を行うと、1:1運用待機のように1台のサーバマシンを待機専用サーバとして用意する必要はなく、高信頼性を確保することができます。
  相互待機を使用する場合、一方のシステムで異常発生した場合、もう一方のシステムが動作するサーバマシン上で同時に2つのシステムが動作することになります。そのため、同時に2つのシステムが動作可能なCPU性能、ディスク量、メモリ量資源の見積もりを行う必要があります。
  相互待機については、“第5章 高信頼化機能の運用”を参照してください。