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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
FUJITSU Software

H.2 アクセスログの出力項目の違い

アクセスログの出力項目について、Interstage HTTP Server 2.2で出力する項目と類似するJava EE 6の定義項目は、以下のとおりです。


【リクエスト情報】

Interstage HTTP Server 2.2の出力項目

Java EE 6の出力項目

項目名

説明

デフォルト

%h

%client.name%

クライアントまたは、プロキシサーバなどのIPアドレス/ホスト名を出力します。

%l

%client.id%

クライアントから返信されるユーザ個人情報を出力します。ただし、常に“-”を出力します。

%u

%auth-user-name%

  • Webサーバを経由する場合
    Webサーバが認証したユーザ名を出力します。

  • Webサーバを経由しない場合
    Webコンテナで認証したユーザ名を出力します。

リクエストにユーザ名が付与されていない場合は、“-”を出力します。

%t

%datetime%

ログを出力した時点の日時を出力します。

%r

%request%

リクエストラインの内容を出力します。

%s

%status%

ステータスコードを出力します。

%b

%response.length%

レスポンスのデータ長を出力します。単位はbyteです。

${Host}i

%headers.host%

Hostヘッダーの内容を出力します。

%{Cookie}i

%cookies.JSESSIONID%

セッションIDを出力します。

%T
%D

%time-taken%

リクエストの処理開始から、Webアプリケーションの処理終了までの時間(ミリ秒)を出力します。
以下についても含みます。

  • 初回アクセス時のJSPコンパイル、クラスのロード、Servletなどの初期化処理

%P

%thread.id%

スレッドIDを出力します。

%thread.name%

スレッド名を出力します。

%webserver.name%

  • Webサーバを経由する場合
    WebサーバのIPアドレスを出力します。

  • Webサーバを経由しない場合
    クライアントまたは、プロキシサーバなどのIPアドレスを出力します。

%{Cookie}i

%cookies.any%

Cookieヘッダーの内容を出力します。
anyには出力するRFC2616で定義されているCookieの名前を大文字、小文字を区別して指定します。

${Foobar}i

%headers.any%

リクエストHTTPヘッダーの値を出力します。anyには、RFC 2616で定義された任意の有効なリクエストHTTP ヘッダーの値を小文字で指定します。

${Referer}i

%headers.referer%

Refererヘッダーの内容を出力します。

${User-agent}I

%headers.user-agent%

User-agentヘッダーの内容を出力します。

%response.headers.any%

レスポンスHTTPヘッダーの値を出力します。anyには、RFC2616で定義された任意の有効なレスポンスHTTPヘッダーの値を小文字で指定します。

%{Set-Cookie}o

%response.headers.set-cookie%

レスポンス時のSet-Cookieヘッダーの内容を出力します。

%m

%http-method%

HTTPメソッドを出力します。

%U

%http-uri%

URIを出力します。

%H

%http-version%

プロトコルバージョンを出力します。

%query-str%

クエリー文字列を出力します。