メッセージブローカを停止できない
起動しているすべてのメッセージブローカをimqcmdコマンドで停止してください。
imqcmdコマンドで停止できないメッセージブローカについては、以下の対処を行なってください。
タスクマネージャのプロセス一覧からイメージ名「imqbrokersvc.exe」が存在するかどうかを確認します。
イメージ名「imqbrokersvc.exe」を選択して右クリックし、「プロセスツリーの終了」を選択します。
タスクマネージャの警告画面が表示されるので、「はい」をクリックします。
当該メッセージブローカのPIDを特定します。
以下のコマンドを実行して、imqbrokerdコマンドのPIDとPPIDを取得します。
[global zoneの場合]
ps -efz global | grep /opt/FJSVisje6/mq/bin/imqbrokerd | grep -v "grep /opt/FJSVisje6/mq/bin/imqbrokerd"
[non-global zoneの場合]
ps -ef | grep /opt/FJSVisje6/mq/bin/imqbrokerd | grep -v "grep /opt/FJSVisje6/mq/bin/imqbrokerd"
上記コマンドで取得したPIDとPPIDからメッセージブローカのPIDを取得します。
ps -e -o pid,ppid | grep $pid | grep -v -w $ppid | awk '{print $(1)}'
当該メッセージブローカプロセスを強制停止します。
kill $メッセージブローカのpid
当該メッセージブローカのPIDを特定します。
以下のコマンドを実行して、imqbrokerdコマンドのPIDとPPIDを取得します。
ps -ef | grep /opt/FJSVisje6/mq/bin/imqbrokerd | grep -v "grep /opt/FJSVisje6/mq/bin/imqbrokerd"
上記コマンドで取得したPIDとPPIDからメッセージブローカのPIDを取得します。
ps -e -o pid,ppid | grep $pid | grep -v -w $ppid | awk '{print $(1)}'
当該メッセージブローカプロセスを強制停止します。
kill $メッセージブローカのpid
アクセス制御ファイル(accesscontrol.properties)またはパスワードファイル(passwd)が存在しない場合の対処
アクセス制御ファイル(accesscontrol.properties)またはパスワードファイル(passwd)が存在しないために、コマンドを使用してメッセージブローカの起動または停止ができない場合は、以下の対処を行ってください。
以下のデフォルトのアクセス制御ファイル「accesscontrol.properties.default」を「accesscontrol.properties」として、コマンド実行時に出力されるエラー情報に記載されたアクセス制御ファイルのパスにコピーしてください。
C:\Interstage\F3FMisje6\mq\etc\accesscontrol.properties.default
/opt/FJSVisje6/mq/etc/accesscontrol.properties.default
以下のデフォルトのパスワードファイル「passwd.default」を「passwd」として、コマンド実行時に出力されるエラー情報に記載されたパスワードファイルのパスにコピーしてください。
C:\Interstage\F3FMisje6\mq\etc\passwd.default
/opt/FJSVisje6/mq/etc/passwd.default
ポイント
imqcmdコマンドでメッセージブローカを停止する場合は、デフォルトユーザとデフォルトパスワードを指定して実行してください。
コピー先のファイルの権限を「root/root 0644」に変更してください。
注意
本操作後は、メッセージブローカのユーザ設定が初期化されます。「5.8 JMSのセキュリティ機能」に記述されている設定を再度実行してから、メッセージブローカを起動してください。
Windows(R)のサービスから「Interstage Message Queue Broker(ISJE6)」の停止ができない
imqcmd shutdown bkrサブコマンドに、停止したいメッセージブローカのポート番号を指定して、メッセージブローカを停止してください。
なお、サービスプロセスが多く存在することにより、デスクトップヒープが枯渇している可能性があります。デスクトップヒープの枯渇については、「トラブルシューティング集」の「Interstage運用時の異常」-「デスクトップヒープが枯渇した場合」を参照してください。