ガーベジコレクションの発生回数は、FJVMのガーベジコレクションにしたがってチューニングします。詳細は、「チューニングガイド」の「JDK/JREのチューニング」を参照してください
ガーベジコレクションの発生状況は、jconsoleを使用して取得してください。詳細は、「トラブルシューティング集」の「Java監視機能」を参照してください。
注意
接続するIJServerクラスタのポート番号は、「付録D ポート番号」のJMXコネクタが使用するRMIレジストリの接続ポート番号を指定してください。
リモートプロセスに接続する場合、ユーザー名とパスワードは、管理ユーザーIDと管理者パスワードを指定してください。
MBeanは操作しないでください。
IJServerクラスタでは、JavaのRMI機能による自動ガーベジコレクションが1時間隔(デフォルトの場合)で動作します。
RMI機能による自動ガーベジコレクションの発生間隔を変更するには、以下のJava VMオプションの値を変更してください。
-Dsun.rmi.dgc.client.gcInterval=発生間隔
-Dsun.rmi.dgc.server.gcInterval=発生間隔
発生間隔: ミリ秒単位で数値を指定します。デフォルト値は、3600000です。
Java VMオプションの値は、asadminコマンドを使用して変更できます。詳細については、以下を参照してください。
なお、RMI機能による自動ガーベジコレクションの発生間隔をチューニングしても、ガーベジコレクション発生回数が削減されない場合、Java VMのヒープ領域サイズが不足している可能性があります。この場合、Java VMのヒープ領域サイズのチューニングを行うことで削減される場合があります。「6.3.1 Java VMのヒープ領域サイズ/Perm領域サイズ」を参照してください。