ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
FUJITSU Software

4.14.10 PowerGres Plus JDBCドライバ(Type4)

注意

PowerGres PlusのJDBCドライバは、Interstageをx64またはIntel64アーキテクチャのOSにインストールした場合にのみ、使用できます。

環境変数の設定

以下の環境設定を行ってください。

クラスパスの設定については「4.14.1 JDBCドライバの環境設定」を参照してください。

設定項目

クライアントのバージョン

パス名(注1)

クラスパス

PowerGres Plus V9

PowerGres PlusのJDBCドライバ格納ディレクトリ\postgresql<バージョン>.jdbc4.jar(注2)

1) SolarisまたはLinuxの場合、“\”を“/”に読み替えてください。

2) <バージョン>は、"-9.1-903"などの文字列です。

接続プールの設定

接続プールの設定に以下を指定してください。
リソースタイプにはデータソースクラスが実装するインタフェースを指定してください。

パラメタ

指定値

名前

任意の値

リソースタイプ

以下のいずれかを指定してください。

  • javax.sql.DataSource

  • javax.sql.ConnectionPoolDataSource

データソースクラス名

以下のいずれかを指定してください。

  • org.postgresql.ds.PGSimpleDataSource

  • org.postgresql.ds.PGPoolingDataSource

  • org.postgresql.ds.PGConnectionPoolDataSource

リソースタイプごとに使用するデータソースクラス名については、以下のように指定してください。

リソースタイプ

データソースクラス名

javax.sql.DataSource

org.postgresql.ds.PGSimpleDataSource
org.postgresql.ds.PGPoolingDataSource

javax.sql.XADataSource

javax.sql.ConnectionPoolDataSource

org.postgresql.ds.PGConnectionPoolDataSource

注) PowerGres Plusは分散トランザクションをサポートしないため、分散トランザクション機能を使用する場合は、PowerGres Plusは使用できません。

プロパティ

以下に指定できるプロパティを説明します。説明されているプロパティ以外は編集する必要はありません。指定するプロパティの詳細は、JDBCドライバのマニュアルを参照してください。

プロパティ名

user

ユーザIDを指定してください。

password

パスワードを指定してください。

databaseName

データベースの名前を指定してください。

serverName

データベースサーバのIPアドレスを指定してください。

portNumber

ポート番号をデフォルトから変更した場合、変更したポート番号を指定してください。